見ていてほしかっただけ

悩まないわけなんかないのに。
苦しみがなくなるわけなんかないのに。
なのに、自分でもときどき、
もう平気だよって
大丈夫だよって
強いからって
そう言ってちゃんと立とうとしてしまう。
ちゃんとした姿で、誰かの前に立とうとする。
だけど、そんなわけない。
いつまでたっても怖いものは怖いし
ビビりだし
あーぎゃーぴーぴー言って
揺れまくっている。
そんな自分をきっとたぶん、
誰よりも、自分自身に、見ててもらいたかった。
いま、苦しいね
つらいね
怒ってるね
かなしかったね・・・
そんなことをただ、
言ってもらえるだけで、
よかったんだよね。
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