最近私がしみじみ感じる言葉の力~漫画「それでも世界は美しい」の名言より

空飛ぶ引きこもりライターの千聖(ちさと)です!

今回は、私が最近すごく感じること、というのをお伝えしてみたいな、と想うのですが、それが、言葉の力についてです。

 

「それでも世界は美しい」

 

という漫画をご存知ですか??

この漫画は、歌で雨を降らせることができる国のやんちゃなお姫様が、世界を支配したけれど人のことを全く信用できない
王のもとに嫁いでいって、世界の美しさと共に王の心を変えていきながら世界の運命を変えていく・・・

 

そんなストーリーなのですが、内容がめちゃくちゃ私の先生、竹川さんの考え方、未来型の考え方だなあとすごく想ったのですが・・・

未来型は、ネガティブなことや自分の黒歴史だったり、黒い感情とかと向き合った先に、希望がある、という考え方です。

 

ネガティブをなくしポジティブになれるから人生が変わるというのではなく

ネガティブも味わうネガティブも魅力である

 

 

ネガティブなことの先に本当にやりたかったことがあり

本当に生きたかった人生を生きることができる。

 

そんな考え方なのですが、まさにそういう展開で、変えられない過去に苦しむ、理不尽だったり大切な人を殺されたり失ったりした人たちが、それでもその過去と向き合い、立ち上がって変わっていく姿に本当に感動で・・・

 

最終巻の、王様の選んだ決断が、

ほんとうにまさに、世界は美しい、と感じるもので

 

夢を叶えた人達が、選んだ道の選び方は、こうだったと・・・

 

今世界が全て敵に見えたり

 

悪意ばかり感じていたり

 

誰も信用できなかったり

 

親に愛されなかったと感じていたり

 

孤独に飲まれているときにこそ・・・

 

ぜひ読んで頂きたい漫画でもあります。

 

そんな漫画の言葉で

ここはネタバレしても大丈夫な部分なのでお伝えしたいと想いますが

 

この漫画のタイトル

 

「それでも世界は美しい」の

「それでも」という言葉に対して、

 

こんなふうに語られている場面がありました。

 

「私はそれでもって言葉
とても好きなんだ

 

その響きには根元的な人の叫びがある

 

理不尽さに
悲しみに
抗う叫びだと思う

 

善き方にも悪しき方にも

人が『それでも』と叫ぶ時

『物語』が生まれる」          それでも世界は美しい25巻より

 

と。

 

この言葉を見て、ほんとだなあ、と、たしかに、それでも、ということばを発するとき

 

それでも私はこうしたい、

 

というような、自分のこうありたい、というのが続くな、と気づきました。

 

 

それでこの言葉が好きになったのですが、それで想い出したのが、

 

大学受験のこと。

私は一度浪人したのですが、それが、自分が得意としていた国語で、めちゃくちゃ悪い点数をとってしまい頼みの綱が頼みじゃなくなって、滑り止めも含めて全て落ちてしまい、浪人するしかなくなったときがありました。

 

それまで私は国語をどちらかというとなんとなくで解いていて、でもなんとなくで解いていると、心情が理解できる問題はいいけれどそうじゃない問題はことごとくだめ、その時出される問題の相性によって、善し悪しの変動が激しく・・・

 

大学のセンター試験という、たった1回の機会で確実に形にしていくには、そのやり方じゃダメなんだと気付かされました。

 

それで出会ったのが、接続詞のあとには、こういう意味が必ず来る、という言葉そのものの考え方でした。

 

それはどちらかというと、数学の公式みたいなもののように感じ数学が大嫌いな私は、そういう勉強の仕方はなんか嫌だったのですが、でも、その接続詞の後に来るものには、同じ意味があてはまる・・・

ということに気付かされて・・・

 

考えてみれば当たり前なのだけれども、何気なく使っている言葉だったから、そんなことを意識したことがなくって

でも、文章の流れや、内容が全く違うのにもかかわらず、そのあとには同じニュアンスの言葉が来る・・・

 

って、すごいな、面白いな、と想いました。

 

あと竹川さんが、

「でも」「しか」「だって」「たら」「れば」を使い出したら注意ですよ。

やらない未来に引っ張られていますよ。

 

というようなことも言っていて、確かになあ、そういう時って自分に言い訳してる、やらない理由をあげるときに使いがちなことば・・・・

 

それに対して

 

「それでも」

 

というような、未来を向く言葉もある。

 

だから、何気なく使うことば、ひとつひとつにも、実はものすごくすごい力があるのではないか・・・

 

と感じるようになりました。

 

日本には言霊という考え方があり、

言葉にはとても大きな力があるというような考え方です。

それで結婚式とかでも、会を終わりにするときは「お開き」と言ったりあえて終わり、という言葉を使わないようにしたりとか。

 

そういう考え方が昔は、なんだかちょっと、同調圧力のような感覚で

言葉を統一されているような窮屈さを感じ、そこに日本の閉鎖性を感じて、息苦しさを感じていたのですが

 

でも今は、言葉の意味や在り方、その力の強さを感じれば感じるほど、ほんとにペンは剣よりも強しだし

 

自分の人生も誰かの人生も変えるくらいの力がある。

 

だから昔の人はきっと、

それを感じ、より大切に使っていたんだと

それがもともとの、本質なんだとそう想ったら、

 

日本への見立ても変わって、そういう考え方ってすごいなあ、美しいなあ、と感じるようにもなりました。

 

それで実際に「それでも」という言葉を使い、人生が変わった方がいらっしゃいます。

この前の夢の降るみちの山籠もり交流会に来て下さって、それが転換点だったと書いてくださっていますが

その方が書かれた記事が、人生の分岐点の時に、本当の自分を生きられる考え方が宝物のように詰まっている記事でして。

 

これは、知っておいて欲しい・・・

という感覚ですごく大事な記事になっていたので

許可をいただいてご紹介させていただきます。

 

Twitter(X)でも、その後のお仕事の様子も発信されていたり、その前の葛藤しているときも書いていらっしゃるので、ぜひ見てみてくださいね。

 

 

言葉には、力がある。

 

そして言葉は、普段から当たり前のように

数えきれないくらい無意識でも意識的にも、使うものだからこそ。

 

本当に生きたい生き方のために使ったり

その背中押しをするために、大切に言葉を紡いでいきたいなと、改めて想う今日この頃でした。

 

お読みいただきまして、ありがとうございました。

いつもありがとうございます。

 

 

 

言の葉を紡ぎながら人生を変えていく場所

 








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