好きな仕事なのにやる気が出ないのは次のステージが来たからだった

2020-06-23_16-45-09_272

空飛ぶ引きこもり物語ライターの千聖(ちさと)です!

好きな仕事なのにやる気が出ない、って絶望を感じませんか?

 

好きなことを突き詰めていくと、ものすごい充実感に満たされる時があって、もう怖いものもなくて不安もなくて、こんなに幸せなことばかりでいいんだろうか、と思うような瞬間があって・・・

 

だけれども、そのあとにくる、恐ろしいくらいのやる気のなさ、燃え尽きたかのような、倦怠感、虚無感、空っぽになってしまったような感覚・・・

そういう感覚に襲われる時がありました。

 

これは、幸せな時とのギャップがあるがゆえに、余計落ちまくってもう何もしたくない、このまま泥沼に沈んでいくのではないか、でもやらないといけないという焦り・・・

 

やらないと生活が出来なくなることも分かっているので、

お金への不安、恐怖、不安、不安、不安・・・・・・

 

見たくないくらい黒いものが次々と出てきて・・・

 

でも、そんな時も、恐れることはなかったのだと。

たくさん悩んでいいけれど、でもそれは実は、新しいステージが来た証拠だったのでした・・・!というお話をしていきたいと思います。

新しいステージが来たってどういうこと・・・?

例えば、サークルとかでイベントがあって、みんなで一致団結して作り上げたものが大成功に終わった!

そのあとって、なんだか燃え尽きた感じがしませんか。

目指していた目標が達成されて、それが良かったからこそ、余韻があって、時に取り残された感もあったり、あの時はよかったという想いもあったり。

 

嬉しいけれどさみしくて、苦しくて・・・

そんな複雑な感情がないまぜになったものが、やる気のなさを生み出している感じがします。きれいだからこそ苦しい、散っていく桜を見るような。夏の終わりの、鈴虫の声のような。

 

 

でも仕事だと、お金というところもあるし、今まで通りのことを淡々とやっていくことも必要だな、と思って立ち止まることがなかなかできないのですよね。

学生だったら、立ち止まって、悩んで、色々ぐちゃぐちゃ考えてる時間もあるけれど、大人って忙しい。

 

それでも仕事だから、と無理をして、今まで通りやらないと、と思うとますますやる気がなくなって、自分の中に伝えたい想いの源泉が枯れていく・・・という感じだったのです。

だから、無理して今まで通りやらなくていい。

 

次なる目標のために、大事な原点となるところはそのままに、でも、変えて行っていい。

変えていく恐怖もあるけれど、それによってお別れのようなこともあるかもしれないけれど、それでも思い切って変えていくことを選択する時期に来た・・・

 

そしてその先には、さらに幸せな場所が待っているから・・・そういうサインのような感覚なのでした。

 

それでは、どうやってやる気を出すか?キキが教えてくれた

とはいえ、目指すべき場所を失ったからこそ燃え尽きたわけであって、だからこそ思い切って変えると言っても何をどう変えて行けば・・・!?

というところが悩みかと思います。

 

そういうわけで、やる気を出す方法の大ヒントは、ジブリの「魔女の宅急便」に隠されていました。

あれはほんとうに、スランプに陥った人の気持ちを表しているなあ~~と、年齢を重ねるごとに感動してしまいます。

 

魔女のキキは、ほうきで空を飛びものを運ぶ宅急便やさんをやっています。

でもある日、色んな感情がないまぜになったことや、一生懸命やっていた仕事を喜んでいただけなかったことなどが重なり、空を飛べなくなってしまいます。スランプです。

 

魔法が消えてしまったのではないか、もう二度と戻らないのではないか。

そういう気持ちで焦ったり、悩んだり、落ち込んだり・・・

 

最終的にはまた空を飛べるようになるのですが、そんな時にキキがやっていたことがすごく参考になりました。

 

以下の方法を試してみてください

①まずは仕事から離れる。

いったん休みましょう。キキも、絵描きさんのウルスラに誘われて、森の中に出かけました。

ウルスラ「描くのをやめる。散歩したり、景色を見たり、昼寝したり、何もしない。そのうちに急に描きたくなるんだよ」

野球選手のイチローもこんなことを言っています。

打てない時期にこそ、勇気を持ってなるべくバットから離れるべきです。
勇気を持ってバットから離れないと、もっと怖くなるときがあります。
そういう時期にどうやって気分転換をするかは、すごく大事なことです。

 

私も、大好きな物語に没頭したりすると、アイディアがめちゃくちゃ湧いてきて、書きたくてたまらない!!仕事したくてたまらない!!!みたいになります。

 

仕事をしまくるとアウトプットしまくることになります。

もちろん、アウトプットは大事だけれども、アウトプットだけになってしまうと、ほんとに自分の中の想いが枯れてくるのですね。泉の水も湧き続けるだけでは枯れてくるように・・・きっとバランスが大事なのだと思います。

 

だからこそ、たまには雨が降って地面に水がたまるように、大好きなものをインプットしていくことも必要だと思います。

燃え尽きが軽症の場合は、これだけで回復します。

 

②自分と向き合う時間を取る 場所はいつもと違う場所で

いつもと違う場所で、というのが大事です。

やる気が出ない時は家から出るのが億劫になってひたすら寝ていたい・・・みたいな気持ちになります。でも、そこで無理して外に出てください。

ルーティンの中ではなくて、いつもと違う場所に行ってみてください。

 

いつもカフェで仕事をしているなら、いつもと違う行ったことがないカフェに行ってみる、というのでも全然いいです。

いつもと違う場所で、時間を取る、これが本当に重要です。

毎日同じことの繰り返しが、あなたを疲れさせている可能性も大いにあるからです。

 

でも向き合うって言っても何にどう向き合えばいいの?と思いますよね。

そういうわけで、ここでは、特別に、とっておきのワークをお伝えします。

 

以下の内容に答えてみてください。

1、仕事でどんな人を助けたいですか?応援したいですか?

2、今までで助けたいな、協力したいなと思う人や、協力、応援、サポートして良い結果が出たという人はいますか?

3、助けた結果その人はどうなりますか?どうなって欲しいですか?どう変わりますか?

4、今大事にしていること、目指していること、こういう仕事やっていきたいなと思うことはなんですか?

5、過去に助けたり、あなたのおかげで助かったと言ってくださったことは?そして、その時相手は、あなたの何でビフォーアフターしましたか?

もしかしたら、今までとは違うお客さんかもしれません。

でもそれが新しい方向性への大ヒントにもなります。

 

原点を大事にしながら、じゃあどうしたらこの人のために届けていけるだろうか?というところを深掘りしていくと、色々見えてきます。

 

③上記で思い浮かんだ人のために、とにかく一生懸命やってみる

そしてここが、空を飛べなかったキキが、それでも大切な人(トンボ)の命を救うために、一生懸命飛ぼうとした場面です。

 

自分はまだ飛べない、飛べるようになっていない、と思ってもやったのです。

だからこの段階にきたら、私たちも、まだ書けない、まだ伝えられない、まだ何もない、燃え尽きたままだ、と思っても、それでもやるのが大事でした。

 

そして、大事なのは、自分のためにやるのではなく、人のためにやる、ということです。

人間は意外と自分のために頑張れない生き物というか・・・誰かがいたほうが、力が出ます。キキがトンボを助けたように、親が子供を助けるように・・・

自分のことしか考えていないのが人間のようでもあるのですが、不思議と、自分のためだけでは、本気で頑張れないのですね。いま、やる気がなくなるほど好きな仕事に打ち込んだあなたは特に・・・です。

 

一番大事なのは、信頼できる人と話すこと

そして最後に・・・この流れの中で最も大事なのは、信頼できる人と、ああでもないこうでもないと本音で言い合うことです。

自分だけの思考だと、どうしても前と同じ思考になってしまい、ぐるぐるした堂々巡りから抜け出せなくなってしまいます。落ち葉で詰まってしまってせきとめられた川の流れを通すのは、自分一人ではできないことも多い‥‥と思います。

 

ただし、相談相手を間違えると、逆に良くない方向になってしまいます。

たとえば、仕事の同僚に話して、愚痴大会で終わってしまうような感じとかですね。そうなると、自分が新しいことに挑戦しようとすると、いやいやそれはまずいでしょう、とか、それはやめたほうがいいよ、とかになるので、状況が悪化します。

 

今の燃え尽きた気持ちは、次のステージへのステップ、新しいことに挑戦するための時期なのに、現状維持を選んでしまうと、本当はそうじゃない、という気持ちで、ますますドツボにハマってしまうことになります。

地球環境としても、現状維持を選んだ生き物は、ほとんどが滅んできました。(シーラカンスだけ進化していないようですが、それは深海で天敵もいないといった安定した場所だったからのようです)

 

老舗企業も、変えずに守り続ける大切な伝統のところもあるけれど、例えば時代がインターネットの時代になったら、インターネットを活用したりなど変化しています。

なので、新しいことに挑戦できる後押しが出来る人に相談していくことが大事だったなと感じています。

 

それってどんな人?というと、私は、「現在、自分のなりたい在り方で仕事をしている先輩・先生」が一番いいな、と思います。

先を行く人だからこそ、今のあなたの気持ちも乗り越えてきた経験があるので、相談していろいろ話していくことで、そうだったのか!という道に繋がりますよ。

 

そういうわけでいかがでしたでしょうか?

今の状態になっているのは、あなたが一生懸命、真摯に仕事と向き合ったからこそです。

 

そんな自分をめいいっぱい労って楽しいことをやりながら、新しいことに挑戦していってくださいね!!

相談できる人がいなかったら、私がお役に立てましたらお待ちしております。

 

お読みいただきまして、ありがとうございました。

 








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