「ない」世界と「ある」世界 ~夢の降るみち11月京都交流会

2023-11-05_14-45-23_000

空飛ぶ引きこもりライターの千聖(ちさと)です!

今回は未来型夢の降るみちの交流会イベントからの気づきについて、お伝えします。

今回の舞台は、京都、豊臣秀吉の妻であるねねさんゆかりの地での、お庭をぼーっと見たり、お茶をしたりしながらの、まったり交流会でした。

 

そのお庭の場所は、ちょっとした裏路地のような場所にあって、背伸びをすると頭が天井につきそうな場所を通っていくような、こっそり隠れ家のような場所。

 

そこでのぼーっと時間を経てからの、いろいろざっくばらんに近況を伺ったり、やりたいことを深掘りしていったり、人生相談も含めての時間を過ごしました。

 

一見なんでもないように見える時間が

未来型の交流会では、お庭でぼーっとするような、一見意味がなかったり、効率的ではないような時間も、大切にしています。

でも以前の私は、お客さんには、0から100の時間まで、みっちり悩み相談とかが出来たほうがいいよなあ、と思っていて、なので、こういうお庭を見るような時間とかがあったりすると、少しそわそわしていました。

この時間、どうなのかな、もっと悩みとかを伺える時間にした方がいいんじゃないかな、とか、そんなことを考えてしまっていました。

 

だけれども、色々な経験を経て、ある時気づいたのが、このお庭時間、何も考えないようなぼーっとする時間こそが、本当のやりたいことが、ほろりと花びらが落ちるような何気なさで、自然と出てくるような大事な時間だった、ということに気が付きました。

 

やりたいことが見えなかったり、自分を見失っているとき。それは例えるなら、天空の城ラピュタの核になっている青く輝く飛行石が、木の根でふさがれてしまって見えなくなってしまっているような状態です。

それがラピュタでは、ムスカが根っこを引っ張って無理やり掘り進めていましたが笑

 

たとえばあの木の根がふわっとゆるんだりしたら、その光がその根の間からこもれびのように見えてきますよね。

そんな感覚で、がちがちになっているようなところが、ゆるんだときに、何気なく見えてくるようなものだなあと感じています。

 

だからこそ、ぼーっとして何気なくなるような、自然体になるようなそんな瞬間がすごく大事だったのだなあと。

だけれども現代社会では、情報がいっぱいあふれて、私自身もそうなのですが、隙間時間があればついつい、スマホを触ってしまうような毎日のなかで、「なにもしない」という時間をとることは、意外と難しいなあと。

 

だからこそ、あえて、来て下さった方と一緒に、何も考えずにぼーっとする時間を。

そんな想いで、お庭を見るような時間もお届けしています。

 

そして実際に今回も、お庭を見られた方々の表情は、お会いした直後のがちがちの緊張感から、どこか浮いているような、ふわふわしたやわらかい表情になられていて。

お庭が良かった、ということや、蔵のあの狭さが一番よかった、というようなご意見もいただいたりで、皆さんが一気に距離が縮まったような感覚に変わられたのがすごく印象的でした。

 

その中で、今回私が特に心に残ったある一場面があって

自分のやりたいお仕事は見えているのだけれども、旦那さんに反対されてしまって、そこに踏み出すことができない、というところのお悩みが出てこられた方がいらっしゃいました。

そして、やろうとしていることも、上には上がいることだったり、環境的な問題でこういうところがあるからできない、という理由だったりを色々お話くださいました。

 

たしかに、色々できない理由があるよなあと、一緒に住む方に反対されていたら、こっそりやることもとても難しいし、上には上がいることは確かだし、できない理由はいっぱいある。

 

けれども、じゃあどう考えたらいいだろうか、ということを、この会では、ひとつひとつ、一緒に丁寧に考えていきます。

竹川さんはそういうところも、穏やかにしっかり向き合ってくれます。

私も悩むと竹川さんによく泣きごとを言っていて、こうだから無理なんですよ~!とか、もう無理ですよ~!!と、愚痴を言ったり、できない理由だったりを話したりすることもあります。それを竹川さんは否定しないし、愚痴もネガティブも吐き出すのが大事、とよく言います。

 

だけれども、ここからがさらに大事なのですが、それを竹川さんは、ただ愚痴会で、それは大変でしたね、ひどいですね、という感じではなくて、じゃあどういう「角度」だったら、できるだろうか?ということを一緒に考えてくださる、そういう場が未来型なのです。

 

しかも、竹川さんだけじゃなくて、その時に一期一会で出会った他の方々も、一緒に親身になって聴いてくださって、こういう感じだったらできるのではないか、ということを考えてくださったり、その方自身の考え方や体験談を話して下さって、アドバイスしてくださったり、一緒にその方の未来を考えて下さったりもしてくださったりします。

今回もそんなふうに親身に話してくださったりもして、本当に温かいなあ、有難いなあ、と想いながら・・・

私は何をしているかというと、書記をしているだけなのですが、そういう場を一緒に作って下さるみなさまが本当に有難いです。

 

そしてそういうふうに一見ネガティブに見えることから、その角度を変えたときに見えるものが、その人にしかできない在り方として生まれたり、その人だけのポジションになったり、世界観になったりしていくのを、数えきれないくらい目の当たりにしてきました。

それこそが、その方にしかできないお仕事になっていくのです。だからネガティブOKだったり、愚痴もOKで、大事に聴いていきます。

 

そういう想いも含めて、色々と向き合って話していくうちに・・・

あるとき、その方のやりたいことのお話を聴いていると、それが私としても、前からちょっとやってみたいと思っていたことだったのと、その方の話してくださったその場がとても良かったので、私はふと、

「では私が習いに行く、というのはどう想いますか?」

というのをお伝えしたところ・・・

 

その方はぱっと目を輝かせて、「え・・・?本当ですか・・・?」とおっしゃったのです。

その瞬間、ほんとに目が輝いた、アニメ推しの子で、その人が輝きだした瞬間、目がすごく光を放つような場面が描かれていますが、まさにその瞬間を垣間見てしまいました。ほんとに、目が虹色になってぱっと光の粒が飛び散ったかのような感覚がその方からあふれ出しました。

 

そこからの思考の転換が、本当に鮮やかで美しくって、じゃあ、明日からやるなら何を準備すればいいだろうか、こういうことがやってみたい、こういう感じの教室だといいなあと想っている、と、その方なりのやりたいことの具体化なお話を話してくださったのです。

 

その瞬間、まるで180度見える世界が変わったかのようで、ああそうか、いままでは、「ない」ということを見ていた世界だったのだ、と。

その世界はモノクロで、重くって、鎖をつけて歩いているかのような世界。自分というのがなにもなくなって、義務感だったり、こうあらねばらならない、というようなのに縛られている世界。

 

でも、「ある」ということに目を向けた瞬間、世界は虹色になって、羽がはえて、今にも飛び出していきそうな、どこにでも飛んで行けそうな、浮いたような、輝くような、何をしてもいいし、どんな未来も描いて行ける。

そういうような感覚にがらりと変わったような、そういう感覚で・・・

 

本当にきれい、と見とれてしまいました。

世界に虹がかかった瞬間を見たとでもいうような、あるいは、いままでにごっていた水が、突然澄み切って底までも見えそうなくらい透明な碧さになったような・・・なんてきれいな輝きなんだろう、こんなに美しいものを、今まで封印していたのか・・・!!

 

封印しなければいけない状況に、そういう方が生きづらさを抱えていることに、本当に悔しい気持ちも湧いてきて

でも、だからこそ、こういうふうに封印した経験があるからこそ、この方はこういうやりたいことのイメージが浮かんだんだ、そういう人のための場を作っていきたいんだと、何ごとも表裏一体だなとも思うのですが

 

この輝きは、ほんとうに、誰しもが持っていて、何かもう無理だよ、ダメだと、諦めそうになる、できない理由やネガティブがいっぱい出た先に生まれる、一本筋が通るような何か突き抜けた瞬間、毎回この瞬間に立ち会わせていただく美しさに、言葉を失うほどの感動なのですが、

 

その輝きを、その方自身にも見てもらいたいなあ、と想うのです。

それはまるで自分の背中のようで、見たくても自分ではみられないけれども、だから、誰かが教えてくれるみたいに、自分で見ることができるのは、それを実感することができるのは、

 

自分自身が自分のありのまま、黒さも弱さもネガティブも、こんなことだしたら嫌われると想うこと、それらも含めてありのまま開示したうえで、そんなあなただからいいんです、というお客さんと出会えたときです。

 

だからいまは、まだ自分の未知のもの、本当にこのみちでいいんだろうか、ほんとうに私でいいんだろうか。

そんなことを悩みながら進んでいくと想います。だけれども、それでも、悩みながらも進んでいってほしい、諦めずに、ある世界を見て欲しい。その先には必ず、こんな世界があったのかと、

突然日常の世界に、色とりどりの色があふれ出して、本当に異世界に行ってしまったかのような感覚になる未来があるから。

 

でも、ひとりだと怖い、進んでいけないこともたくさんある。

グーグルマップのガイドなしに、森の中を進むような不安や怖さ。ともすれば遭難するのではないか?というような怖さがある。

でもそんなときにはやっぱり、この道の先に、あなたの見たかった秘境があると、ガイドさんが知っているみたいに、私自身も、理想の未来をすでに生きている竹川さんがいてくださったからこそ、諦めずに進めたり、森の中のハプニングさえも見立てを変えて楽しめたり、あんなこともありましたよねと、語り合いながら進んでいったら、いつの間にかその秘境にたどり着いていたのです。

 

だから、信頼できる人と一緒に進んでいけるからこそ、乗り越えていけるものがある。

未来型夢の降るみちの場は、あなたにとっての、そういう場で在りたいと想っています。

 

今回も素敵な場を作ってくださったご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました。

 

 

 

夢の降るみちの入り口








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