「世間とのズレ」は、まだ使い方のわからない才能かもしれない

空飛ぶ引きこもり小説家、千聖(ちさと)です。
世間とどこかズレている。
それを欠点だと思って、
一生懸命、普通の人に
なろうとされている方が本当に多いなと思います。
だけど、もしかしたらそれは、
普通の人には見えていないものを、
見てしまっているだけなのかもしれないなと思うことがよくあります。
人には聴こえない声を聴いて、
人が気に留めないものに心を奪われて、
みんながまっすぐ歩いている道の途中で、
一人だけ立ち止まってしまう。
それを世間との「ズレ」と呼ぶことも
できるけれど、
未来型で夢を叶えていかれた方々を見ていると、
そのズレは、
まだ使い方のわかっていない才能だったのではないか。
そう思うことが、
本当にたくさんありました。
そういうのをもう、
これが自分なんだ。
と、ある意味では
諦めるくらいに受け入れていった人たちが、
その人にしかない輝きを
放ちはじめたのです。
それは、先天的な才能と呼ぶのに相応しいとすら
思えるほどの輝きとなって。
アーティストとかも、
かなり変人が多いですよね。
竹川さんは音楽業界にいたから
そういう話を山ほど聞くけれど、
「私は地面から浮いているんです」
「朝起きたら曲ができていた」
「月に行っていた」
そんな言葉が日常的に交わされる。
そして庭師の仕事もして思ったけど
職人の世界に入ると、
「道具の機嫌が悪い」
「金属の声が聴こえる」
「木の方がここを切れって言ってる」
なんて話を普通にしてるーー!!
萌える・・・
普通の人とズレてる、
ということは、もうそれだけ、
変なもの見てるんですよ。
普通の人に見えてないものを
見ちゃってるんです!!
それいいじゃないですかーーーー!!!
それを無理やり封印して、
合わせに行こうとすると、
余計にズレて、息苦しくなって、
辛くなっていくなあと思います。
でも、それを受け入れて行くと
「合わせられなかったことが、
合わせられるようになってくる。」
と竹川さんが言っていたのですが、
あ、確かに・・・
と思ったある日がありました。
娘の運動会の日に、
運動会の看板の前で、
親御さんたちがみんな親と子供と一緒に写真を撮っていて
その列が全部終わった後に、
私が、娘だけを写真に撮ろうとしていました。
それをみた、
同じクラスのお母さんが、
「私が撮りましょうか?」
と言ってくださったのですね。
でも私は、
「私は写真に映るのが苦手なので
大丈夫ですよ」
と言ってしまいました。
昔なら、
こんなこと言ったら、
普通の親だったら、
子供と一緒に映るものだから・・・
変に思われるかも・・・
とか思って、じゃあ・・・
とお願いしていたところでした。
でも、今は、そんなことが
口から自然に出てしまった。
それを聞いたお母さんは、
一瞬え?となったけれども、
そのあと、
あ、この人面白い・・・
という表情になったのですね。
その瞬間、
そのお母さんと距離が縮まった気がしたのです。
たぶんこんな感じなんだろうな、って。
こういうことがいっぱいありました。
それは、違う場所でも
未来型ではもうズレてても何しててもいいから
それが日常になっていたけれど
庭師という全く別の仕事の中で
会社という場所の中では、
どうなるんだろうか?
と試してみたら、
普通の人になってやろうとすると、
やっぱりズレました。
例えば、私は仕事が遅いし
ポンコツなのに、
できる人感を演じて頑張ると、
最初はなんとかなるけど
だんだんボロが出てきて、
すっごく現場に迷惑かけて
帰る時間が遅くなってしまって
それでしまいには、
急いでやらなきゃ!!
というのでやっていたら、
足を剥離骨折したんですよーー!!
もうすっごいショックでした・・・
だけど、その後、
いやこれは、未来型的な考え方じゃなかったな。
と思い直して、
私は遅い。
けど、文章の構成や編集をするみたいな
丁寧に掃除をすることだけは
誰にも負けない。
くらいでスピードを諦めて
振り切って仕事をしていたら、
そのほうがベテラン先輩にも喜ばれたり
社長からの信頼みたいな感覚が変わったのをすごく感じました。
もう今は、この人は、
チームプレーより
一人で黙々と丁寧にやってもらう仕事の方があってる、
という感じのポジションになって、
そういう仕事ばかりさせていただけるようになりました。
人によっては、
いろんなところにふらっと現れて
ちょっかい出していくみたいな
そんな動き方の方が全体を円滑に回したり
細かい作業は苦手だけど、
とにかく物量とスピードで押した方が
全体を一気に動かせる人もいたり
ひたすら難しい仕事ばかりを請け負うことに
燃えている人もいる。
そしてそうやって、
それぞれが、それぞれの
これ、ついやっちゃうんだよなあ・・・
というところで仕事をした方が、
目に見えて現場が速く終わってしまいます。
だから、矯正する・・・というより
そのままの自分を
この自分に生まれた
その息苦しさごと
活かしていけないだろうか・・・と
そんなふうに考える人が、
いっぱいいたらいいんじゃないかって。
それは矯正されて、
均一化されていって、
みんな同じでロボットみたいな
そんな世界じゃなくて
いろんな色があって
その色を混ぜ合わせて
また新しい色で日常を染めていくような
きっと、そんな世界。
そんな世界の方が、
私は楽しいな〜〜
と思っています。
あなたの色は、
どんな色ですか?
その色を矯正するのではなく、
好きなことを仕事にして生きるみちを、
自分の言葉でひらいていく小さな隠れ家。
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