こもり気質で人として生きづらい人が活躍できる最高の会社とは
空飛ぶ引きこもりライター千聖(ちさと)です。
人として生きづらいってほんとにしんどいですよね。人間の欲求としてはそもそも、人と関わりたい、というものがあるので、それがあるのに、人と関われば関わるほど、しんどくなっていく。
孤独さが増していく。
しかも仕事が続かなかったりするとお金にも繋がるので、将来の不安はたえない。
でも、そういう人こそ、実は、人に愛され、社会で活躍していける人になる、そしてそういうふうに活躍できる会社とは?というお話をお届けしたいと想います。
人として生きづらいのはそもそも
人として生きづらい、と感じる人が、夢を叶えていく場に幾度となく立ち会わせていただきました。
そこから感じることとしては、人として生きづらい人に共通するのは、「凸凹が激しい」ということです。
たとえば、すごく気がついて、みんなが気づかないような誤字にも気づけるけれども、仕事が遅い、とか。
数字には興味があって数字のことならすごく出来るけれども、国語的な能力は皆無、とか。
手先の器用な仕事はすごく得意なのに、事務仕事が壊滅的、とか。
かくいう私も、書くことは好きだけど、しゃべるのは壊滅的みたいなことがあります。
こういう感じだと、たとえば、数字がすごく好きな人たちの集まりの中にいたなら、楽しく過ごせるけれども、国語的な方向で会話だったり、感性を求められるような場だったら、めちゃくちゃ生きづらい、という感じがしますよね。
山と谷の関係みたいに、谷が深ければ深いほど、山も大きくなるので、得意なところだったり興味があることだったら、何時間やっても苦にならないくらいで山を高く積むことができるけれども、その分、欠けているところも深くなっていくような感じ。
だから、平均点を求められるような場所だったり、総合的な力を求める企業だったり場所とかだと、本当にしんどいし、生きづらさを感じるのですね。
なのでつまり、手先が器用なのだったら、手先の器用さを活かせる場所に行くなら、生きづらさを感じないでいられます。
でも、今の教育の弊害だったり、日本の会社の弊害かもしれませんが、どうしても、凹の方ばかりを、埋めようとしてしまうところがあります。学校の成績とかも、オール5とかの方が褒められますよね。
会社も、オールマイティーな社員の方が使い勝手がいい、という理由で、あちこちの部署に飛ばして、総合的に出来る社員になった方が、出世するところも多いです。
なので、どうしても、「無意識に」合わないところに、行って頑張ろうとしてしまったりします。
あと、手先が器用といっても、上を見ればきりがないので、あの人に比べたら自分はダメだし、そんなところ全然魅力でもなんでもない。と考えてしまって、手先を活かせるお仕事をしないことを選びがちです。
なので、どんどん自分の魅力であり天才性である凸のところを、出る杭を打つみたいに自分自身で凸を打ってしまって、そんな自分だからダメなんだと、だんだん本来の自分を封印してしまって、周りに合わせようとしている・・・
それが生きづらさに繋がっています。
じゃあどうすればいいか
というと、まずは、自分の興味があることだったり、好きなことを、他にどれだけすごい人がいようとも、「自分は」それが好きなんだ、ということを認めること。
自分が何が好きかは、自分にしかわからないし、自分にしか決めることができないものでもあります。
なので、まずはそれをやっていい、好きでいいんだ、というのを認めてあげてください。
そしてそのうえで、それを仕事にする、というとき、何か資格が必要になったりとか、実績が必要になったりして尻込みして、その中でもやろうとすると、たいてい、時給が低かったりみたいな、条件が悪い段階からスタートすることも多いと想います。
でも、それでもあえて、好きだからやってみる、ということをやってみるのはおすすめです。
もちろん、好きな事だからといって、お金が少ない生活で我慢するというわけじゃないですよ。
私が学んできた未来型でお伝えしているのは、経済的にも精神的にも豊かになって自立する、ということなので、そこでずっと働くわけではなく、それはあくまで、お試しのひとつです。
試しにそういう基準で仕事を選んでみたら、どうなるか、というのをやってみる、という実験のひとつです。
私自身も、書くのは好きだったけれども、新聞記者というのはなんか違うし、かといっていきなりライターとして会社員で雇われるというのは、あまりにスキルがなく無理だという感じがしました。
ですのでまずは、ランサーズという、記事書きを請け負うお仕事からはじめてみたのですね。
その初報酬は1時間かかって、96円。
時給96円のお仕事だったのです。もちろんそれでは生活していけない。
だけど、それをやってみたことで、「本当に自分の文章でお金をいただくことができた・・・!!!」
という感覚でめちゃくちゃ感動しました。
ほんとうにそういう世界があるんだ、ということを信じられたのです。その、金額的には小さいかもしれなかった出来事が、のちのち、このように文章を書いてあなたに届ける、という今に繋がりました。
いままでは、時給が低いから、場所が悪いから、休日が合わないから、などのさまざまな理由で、選んでこなかった新しい場所、やってみたかったことをやってみる。
それだけで、自分に合う世界があるんだと、世界はこんなに広かったのだと気付くことができます。
でも、それでも続かなかった
だけど、凸凹がさらに大きい方だと、合う場所が、めちゃくちゃピンポイントで限られる、というところの問題がまた出てきます。
例えば、私の場合だと、書くことは好きなのですが、実は、ライターの仕事には向いていない、ということに気づきました。というのも、記事書きが続かないのです。
ライターさんタイプの方だと、毎日1記事、多い時で10記事とか書いても苦にならないような感じだったりもするのですね。ですが私は、続いても1日1記事で、3日が限界・・・
あと、気分が乗らないとまったく何も浮かんできません。
ましてや新聞記者みたいに、取材が必要だったりすると、しゃべれないのでインタビューできないし、そもそも社会の流行とかにも興味がないので、最新の情報を追いかけることになんの感慨も湧かない。
文章を書きたいと言いながら、私っていったい何ができるの?というくらいだったのです。
なのでその基準で会社を選ぼうとしても、選べる仕事がない、ということに気づいてしまいました。
お客さんでも、イラストを描くことは好きだけど、正面しか描けないし、色々なものを色々なところに配置することが必要なデザインとかは苦手、というようなことがあったり。
あと、その他の凸凹の要素、たとえば、仕事のスピードとか、コミュニケーションの得手不得手とかも関係してくる。
だから、イラスト関連の会社に入っても、そういう限定的な部分や、仕事のスピードで合わなかったりして、好きな事であっても、続かない・・・やっぱり自分って向いてないんだ・・・となって諦めていらっしゃいました。
だからこそ、一番合う最高の会社とは
「自分」だと、私は本当に想います。
つまり、自営業、起業する、ということです。自分でお仕事をすると、全ての物事を自分で調整できます。
たとえば私は3日坊主なので、3日間やったら、必ず場所や仕事内容を変えています。そうしないと、好きなことであっても、ほんとに続かないのです。あと、仕事のスピードもクオリティも、乗る時と乗らない時は全く違うので、のらないときは、休みにします。
そういうことも自営業なら自由にできる。
起業する、というと、また、えええ、そんな私にできるわけ、という気持ちになってくるのですが、でも、凸凹が深いということは、それだけ、凸凹がうまくはまる方にとっては、こここそ探していた場所だったと想ってくださるような、ものすごい深く大切に想ってくださる方が来てくださるのです。
世界最高の会社も、あまりに凸凹すぎて、人を選び過ぎるので、人によっては超絶ブラックだったりします。
ビジョナリー・カンパニーは自分たちの性格、存在意義、達成すべきことをはっきりさせているので、自社の厳しい基準に合わない社員や合わせようとしない社員が働ける余地は少なくなる可能性がある。
「ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則 P203」
ディズニーランドも、夢の国で、スタッフさんたちはやりがいを持ってやっていますが、演じたりすることが好きじゃなかったら、地獄ですよね。私も行くのは好きだけど、そのキャストのお仕事は地獄だと想います。
その理念に共感できなかったら、なんでここまでこの給料でやらされなきゃいけないの?という不満も出る人もいるかもしれません。
でも、それくらい徹底的に凸凹を明確にしているからこそ、あれほどの、人のこころを動かす夢の国が作れるのです。
なので、凸凹が激しいということは、それはとても大きな魅力だし、ぴたっとはまるものと出会えたなら、それは本当に、生きがい、天職、寝食を忘れるくらい夢中になれるお仕事になっていく。
だからこそ、自分というのを、お仕事にしていく。
そしてそれが、大きな資金がなくても、自宅に引きこもっていても、副業からこっそり小さくでも、はじめていけるのが、ブログを活用することでした。
なので私は、生きづらい方の最高のお仕事のはじめかたとして、ブログをおすすめしています。
あなたの本当に魅力な凸凹を活かせる最高のお仕事と、出会えますように。
お読みいただきまして、ありがとうございます。
千聖
自分にしかできない魔法を探しに
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