覚悟を決める方法は苦しさの中にあった

空飛ぶ引きこもりライターの千聖(ちさと)です!

覚悟ってどうやって決めるんだろう。

何か大きな選択をするとき、迷って決まらない時、そんなことを考えたりしますよね。

 

そして考えている最中はとても苦しい・・・

私自身、会社を辞めるかどうか悩んでいるときは、とても苦しく、考えるのも放棄したいというような感覚でした。

 

だけれども、実は、苦しいことを苦しいとしっかり感じてあげた時、覚悟が決まった・・・!

というお話です。

 

妹が暴力店長から逃げられなかったとき

私の妹は、お菓子業界で働いていましたが、そこのあるお店に勤めていたとき、店長によく殴られていました。

殴られるのは店長の気分なことも多く、話を聴いているだけでこのお店の裏側はやばすぎる・・・と思っていました。

 

だけれども、辞めたらもう二度とこの業界に就職できないようにしてやると言うようなことも言われたりして、妹はなかなかやめる踏ん切りがつきませんでした。

 

そんな中でしばらく経ったのちある日、妹に、仕事は大丈夫かと聴いたとき、忘れられないこの一言を言います。

 

「今日は殴られてないから大丈夫」

 

とてもぞっとしたのをいまでも覚えています。

 

殴られるという本来あってはならないことを、日常として受け入れてしまっていたのです。

感覚が麻痺しかけていて、このままだと本当にやばいと想いました。

 

だけど、それは本当にやばい状況だからと、説明し、その現状は苦しい、ということを自覚してもらったことで、妹はその状況から抜け出すことができました。

とにかく辞めさせてもらえなかったので、退職の意を伝えて、仕事場に行かないという感じにしましたが、それでも家まで追いかけてきて怒鳴り散らす店長・・・!!

 

だけれども、それでも覚悟を決めていた妹は、無事に退職しきることができたのでした。

 

気持ちが病んでいってしまうと、だんだん辞めるという行動を起こす元気もなくなってしまうので、本当にその前に辞めることができてよかったと想いました。

 

 

苦しいことは苦しいと感じることが、覚悟になる

苦しさは、真正面から見ると、余計苦しいので、見ないようにしたりします。

だけれども、苦しい状況は変わらないので、状況が悪化していきます。

 

あるお客さんも、金利の高い借金をしてしまっていたことがありましたが、向き合うことができなかったとき、どんどん借金が増えていました。

だけどあるとき収入が途絶えてしまった月があり。

 

それで、これは本気でヤバいと自覚されたことで、返済する覚悟を決められて、そして、完済されました。

 

お金的なところは分かりやすいですが、実際にいくら借金があるのか、というのを見るのはめちゃくちゃ嫌ですよね・・・!

私も数字的にあまり良くない月ほど、家計簿をつけるのがおろそかになります・・・苦笑

 

だけれども、借金もそうですが、実際にいくらあるのか、というのを、見てしまうと現実を見てしまうから、苦しくなるけれど・・・・でも、見ないと、そのあとじゃあどうするか、という計画を立てることができないですよね。

 

でも、見ることができたなら、そうか、月これくらいなら返済できるんだなと、それだったらあと何年で完済できる!

という道筋が具体的になるので、それならこの計画でなら行ける、よし、そこを目指して進むんだと、現実がついてきます。

 

だからこそ、苦しいことも、しっかり見てあげることや、自覚すること、しっかり感じて自分が自分の一番の理解者になってあげることは、本当に大切なことだなと想います。

 

暴力のような一般的にそれは辞めてもいいじゃん!

と言われやすいようなものだけではなく

 

自分が苦しいと感じることは

誰がなんと言おうと苦しいという感情が

自分の正直な気持ちだから

 

そこで世間的に、どんな正当化出来そうな理由があったとしても、それでも、自分は苦しいと、それを自覚してあげること、苦しいと感じ切っていくこと。

 

その渦中は辛かったり苦しいけれども

それを感じ自覚することでしか、前に進めないものがあるなと、感じ、そしてまた、自覚して覚悟を決めることができたら、驚くほど、その先の世界は凪だったりとか、状況は変わらないのに覚悟を決めた瞬間から、心穏やかに生きられるような感覚になりました。

 

何を選ぶかで幸せが決まってしまうような感覚だけれども、AにするかBにするか、決められない時の方が、苦しいのかもしれないですね。

 

そして向き合ったら、前に進むことができるから・・・

どん底には泉がありで、ネガティブな感情ほど、本当に生きたい生き方に行く原動力にもなってくれる、大切で美しいものなのでした。

 

 

でも渦中をひとりで乗り越えるのは、とても苦しく、一緒に向き合う人がいるからこそ、直視出来ることもあったり、思い込んで視界が狭まってしまうこともたくさんあります。

→人と会うことで視界が広がった話

 

ですので、そういうときこそ、信頼できる人に会ったり、話したり・・・一人で抱え込まずに相談してみてくださいね。

周りに相談できる人がいなかったら、私でよろしければお待ちしております。

 

 

お読みいただきまして、ありがとうございました。

 

 

 








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