自営業が虚しいと感じるときの乗り越え方【体験談】

コスモスと夕陰

空飛ぶ引きこもりライターの千聖(ちさと)です。

今日は、自営業でむなしさを感じたときの乗り越え方についてお伝えします。

 

自営業は、全ての時間を自分の好きなように使えます。

住む場所も付き合う人も、自分で選択することができる・何もかもの縛りから解放された状態で、それはとても素敵なこと・・・でもその一方で、その時間をどういう使うかどう生きるかの選択を全て自分ですることでもありますよね。

そのことで、時折、虚しくなる瞬間・・というのがあります。

  • 一生懸命やったけれどなんだかうまくいかない
  • 普通のひとと違う生き方への孤独感
  • 仕事に対しての在り方に対して考えること(ほんとにやりたいことってなんだっけ?みたいなアイデンティティクライシスが起きたり・・・)

闇の深淵を除いているかのようで、もう這い上がれないんじゃないかとすらおもうとき・・・

 

でも、その闇を覗き込んだからこそ、見えてくるものがあったのです。

私の先生は言いました。

「落ちたということはいま、地底にいるということ、でも地面を掘れば温泉も出るし宝石も出る。だから、地底にいるということは温泉や宝石やきれいな泉と出会えるということですね」

その瞬間はとても信じられなかったけれど・・・でも、感情に流されずに逃げなくて本当に本当によかったと、その瞬間があったからこそ、確かにきらきら輝くような泉を見つけることができました。

それがあったからこそ、やっぱり自営業で自分の好きなことを仕事にしていて本当に幸せ!と、思える今があります。

 

だからこそ、あなたがいま、むなしさを感じているのだとしたら・・・

私がどのように乗り越えたのか3つの方法の体験談がお役に立てましたら嬉しいです。

1、自分と向き合う時間をゆっくりとる

むなしさを感じるときって焦ったりもしている時期なんじゃないかなと思うのですが、それでもあえて、いったん仕事を離れて、ゆっくりできる場所に行くのがよかったです。

ゆっくり散歩したり、川の音がきこえる宿に泊まってひたすらぼーっとしたり、行きたかったけれどなんだかんだ行けなかった居酒屋に行くとかでもいいですね。

 

とにかく、ゆっくり今できる少しのことでいいので、仕事から離れて、自分自身の心をほどいてあげることが大事でした。

 

でも、今大変な時期でお金がないから・・・とか、こういう時期だからこそもっと根をつめてやらないと・・・と思ったとしても、あえて仕事から離れてのんびりする時間を作った方がいいです。

 

遠出しなくても、カフェでも居酒屋でもいいんです。数千円でも数百円でもいい、1日だけでもいいんです。

 

むなしさは、身体と心が全力で危険信号を出してくれている状態です。

あなたにはいま、エネルギーが足りないのです。

ここでこの行動をせずに、根を詰め続けると、ほんとにその事業は再起不能になってしまったり、あと、本心の自分が望まない方向に感情で動いてしまったりすることもあります。

 

ぜひ、だまされたと思ってやってみてくださいませ。

 

あと、できればノートを持ち歩いて、ノートに感情をぐわ――――――っと書きなぐるといいですよ。

意外と思考って「癖」があって、堂々巡りの考え方だったり、ネガティブスパイラルに陥ってしまっていたりします。気づかないうちに・・・です。

 

それを解きほぐしてくれるのが、ノートに書きなぐることです。

パソコンじゃない方がいいです。手書きがいいですね。人目も気にせず、感じたことをひたすら綴っていく感じです。それだけでかなりの感情が癒されていきます。

 

実際にこれは、カウンセラーの人が、鬱の方などにも薦めたりもする療法のひとつです。

むなしさを感じているときって、何に対して虚しいと思っているかわからなくなったりしませんか。それはほんとうに、感情の糸がぐちゃぐちゃに絡まっているようなものなので、書くことで、1本1本その糸をほどいていくことができます。

 

2、原点を思い出す

休みましたでしょうか??これをやるのは休んでからですよ!!!

続いては、原点を思い出す・・・です。

これは、創業1400年の世界一の老舗企業、「金剛組」(お寺を作る会社・日本企業)が倒産しかかったときに、復活した方法です。

色々と手を広げ過ぎて、倒産しかかったことがあったのですが、その時に「会社の原点」とはいったいなんだったのか、そこを突き詰めて突き詰めて、広げたものをそぎ落としていったことで、復活しました。

参考本:「創業一四〇〇年」 金剛利隆著

 

私自身も、「原点」を忘れていて、はっとしました。

なぜこの仕事をやろうと思ったのか、私は何がしたかったのか、誰に何を届けたいのか、という軸です。

 

なので、それを思い出す作業をしました。

思い出す作業でやったことは、過去を振り返ることです。

 

今までの人生の棚卸しをやります。

こういうときにこういうことがあって、・・・と、思いつく限り箇条書きで大丈夫なので、書いていきます。

 

むなしくなっているので、向き合うのもめんどくさかったり、気持ちが起きなかったりもしますが、あえてやってみると、色々見えてきます。

 

また、自分の人生とあわせて、お客様の声も見直してみるといいですね。

お客様の声には、自分がお客様から求めていただいたことが書かれています。

 

自分×お客様

で思い出していくと、原点に少しずつたどりつき、やる気の源を掘り起こすことができます。

 

少しずつです!でも、少しずつこそが正解の道でした。

今すぐなんとかしたい!!この苦痛やもやもやから逃れたい!

という気持ちが襲ってくると思いますので、一瞬で解決したいと思うと思います。私もすごく思いました。

 

でも、一瞬で解決する道は麻薬の道です。

愚痴に走ったり責任転嫁になりがちです。その瞬間は楽だし、ハイになって気分もよくなるけれど、あとあと、自己嫌悪になって自分を失望させてしまいます。

 

一瞬の劇薬が欲しくなるけれど、そんなときは神社に行っておみくじを引いて自分の心を客観的に見つめるのもいいですね。

3、いいことだけ思い出してとりあえずやる

アンパンマンのエンディング、ご存じですか??

「もし自信をなくして くじけそうになったら いいことだけいいことだけ 思い出せ」

これほんとにそうだなあとしみじみ思いました。

むなしくなっている、ということは、ある種何か喪失している状態です。

 

失ったものは、自信かもしれないですし、自分かもしれませんが、それを取り戻すには、「いいこと」だけにフォーカスすることでした。

 

喪失しているときには「ないもの」「できなかったこと」ばかりに注目しがちです。

お金ない、こういうことができない、こういうスキルもない、あのお客さんとも別れてしまった・・・ないないないないないない・・・

 

そうなってくると、ほんとに追い込まれて、自分ダメなやつが深まり、ますますむなしさが募っていき、結果、自分の望んでいることと真逆の決断や行動をしがちです。

 

今まで大切にしてきた商品を捨て去ってしまったり

投げやりになって大切なお客さんとの関係を自分からぶち壊してしまったり

もう自分には才能ないし、向いてない!と思って仕事まであきらめてしまったり・・・

 

 

でも、本当の本当の本心は、そんなことを望んでいないのではないでしょうか。

 

むなしくても投げ出したくなっても・・・・

この仕事、好きですよね。諦めたくなんか、ないですよね。

 

大切だからこそ、むなしくなったり悩んだりして、とても苦しくなる。

それはまるで、恋のようなものかもしれません。

 

想えば想うほど、くるしい。

でもその苦しみも含めて美しいものだと思います。恋の悩みが美しいように。

 

だからあきらめなくていいんです。

 

あなたが喜ばれたことはなんでしたか

あなたが感謝されたことはなんでしたか

あなたのできること、できたこと、やってきたことはなんですか

 

小さなことでもいい、思い出してください。

 

そして、原点の方向に、いいことを明かりにして、ほんのちょっとずつでいい、がむしゃらに行動してみてください。

具合が悪いときにも、おかゆだけは食べて体を回復していくみたいに・・・とにかく、今できることを、苦しくても怖くても、やる。

 

そうすると、少しずつ少しずつ、忘れかけたものが取り戻されていき、そして、結果にも反映されていきます。

多くの人がやりがちな失敗

多くの人は、ここで見えてからやろう、とりもどしてからやろう、と思って「立ち止まって何もしない」です。

でも、見えてくるのは、行動してからだったのです。

 

まっくらな谷底にいるとき、立ち止まって頭で考えていても、地上の明かりを見れるわけじゃないですよね。

やっぱり歩いていかないと、光は見つからない。それと同じだったのです。

 

しかも、立ち止まったままになると、アンパンマンに出てくる「くらやみまん」みたいなのが忍び寄ってきて、闇の世界にいらっしゃーいになって愚痴を言ったり、他力本願になったり、依存になって、責任転嫁してしまいます。

愚痴だったり他力本願みたいな気持ちになるときもあっていい、私もそうなりかける瞬間もいっぱいありました。ひとりでうじうじするときは、それで全然いいと思います。

 

恋愛で嫉妬することがあるように、そういう気持ちは持っていていい、それがあるからこそ見えてくるものもあります。

遠慮なくノートにぜんぶ書きなぐってください!!!

 

でも、大事な決断をするとき、行動するときには、何かのせいにしても、良い結果は生まれませんでした。

たとえそれが、自分以外の人の失態みたいなもので生まれたむなしさだったとしても、です。

その人と一緒にやることを決めたのは自分だった・・・それを思い出して、そのことも含めて、自分のこととして受け止めていけるかどうか、でした。

 

 

ここはほんとうにきついところです。

なんで私が・・・・と思うこともたくさんたくさん出てきたり、そんなことを思う自分も嫌になったりとか・・・

もういろんな黒い感情のオンパレードが始まって、頭の中がぐちゃぐちゃしいてきて、体調まで悪くなってきたりとか・・・・

 

 

それでも。

誰かの失敗も、誰かの苦しみも葛藤も。

 

それは自分がおかさないとも限らない。

 

誰かの失敗や苦しみやうらみも、全て受け止めることができて。

そして、それも含めて居てくださること、出会えたこと、全てに感謝できたとしたら。

 

それってすごい度量、器の持ち主のような感じがしませんか。

そんな生き方は、誰かのせいにしたり、愚痴ったり、投げやりになる生き方よりも、何百倍も何億倍もかっこいいし、輝いているって思います。

 

自分自身に、かっこいい!と言えて、自分のことが大好きになれる。

 

自分が自分に失望しない人生を歩むために。

ぐちゃぐちゃした黒い感情も、少しずつ、なだめたり、労ったりしながら、受け止めていく・・・・

 

そうしていると、気づいたらある日、いつの間にか地上に出てきて、まぶしいくらいの朝を迎えることができます。

 

この仕事が本当に好きで、あのとき諦めなくてよかった、人のせいにしなくてよかった、受け止めてあげれてよかった。

ほんとうに今この日々が充実していて、お客さんにも良いものをお届けできて、お客さんも幸せになっていって・・・

 

そんな日々が訪れました。

 

本当にいま、とてもとてももどかしい時期だと思います。

でも、どうぞどうぞ、あなた自身の中にある、輝くものを、ぜひ大事にしていっていただけたらなと思います。

 

ほんとうに、いまのあなたの悩みは、次のステージへの道標です。

あなたの本当にやりがいのある・使命を感じるような・・・そんな道に行けるので、本当に、諦めずに進んでいっていただけたらなと、心から思います。

あなたなら、できます。

 

ひとりでのりこえるのがつらかったら、私で良ければ、ご連絡くださいね。こちらから








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