ことわざと日本昔話から見る夢を叶える秘訣~出る杭は打たれるの本当の意味とは
空飛ぶ引きこもりライターの千聖(ちさと)です!!
今日は、日本のことわざと昔話から見る、夢を叶える秘訣のお話をお届けしたいと思います。
私の嫌いなことわざ:出る杭は打たれる
出る杭は打たれるということわざは、一般的には
1、才能・手腕があって抜きんでている人は、とかく人から憎まれる
2、さし出たことをする者は、人から非難され、制裁を受ける
という意味があり、私のイメージとしても、個性ある人、変わっている人は、阻害され、いじめを受けたり、迫害されたりするというものです。
実際に、学校でもいじめがあり、ちょっと変な子だったり、馴染めなかった子は、いじめられたり、あの子変だよね~みたいな感じで陰口の対象になっていました。
そういうのが出る杭は打たれる・・・というようなものだと思っていたのです。
個性をお互いに認め合って、変態さ(注:褒め言葉です)こそ美しいと想いあえるような、そんな社会であってほしいのに。まるで日本という国はそんなことは認めない国であると言われているような気がして、このことわざが大嫌いでした。
でも、実はそれは時を越え、本来の意味とは違った解釈になってしまったのではないか・・・・と最近思うようになりました。
本当の出る杭は打たれるの意味とは?
本当の出る杭・・・それは、個性ある人とかのことを言うのではなく、「一瞬でのし上がった人のことを言う」のではないか?と最近思うようになりました。
実際にこの前のコンサルで竹川さんもそのようなことをおっしゃっていました。
テレビとかでよく、いますごく流行りで、とか、急上昇の会社!とかが取り上げられたりしますが、実際はその会社、数年後には赤字になっていたり、倒産していたり・・・・といったことが良く起きています。
一方で、世界で最も長続きしている会社のトップ7までが、全部日本の会社だとご存知でしたか?
その1位の会社の名前は、金剛組という、お寺を建てている会社なのですが、その会社の名前をご存知でしたか?
私も知りませんでした。
つまり、一瞬で伸びる会社というのは、それだけ目立つので名が知られます。
出る杭になります。
宝くじであたったら、お金の使い道を間違えてしまったり
この前も仮想通貨がバーンと金額が伸びていましたが、そのあと何が起こったのか?ドーンと下がりました。
夕立もばあああと曇り、雨がざああああと降りだしますが、一瞬でやんで晴れ間が見えたり・・・といった感じになりますよね。
そういうのが出る杭なのだなと。
つまり、長続きしている会社が示しているように、名前も一般的には知られないほど、目立たずこっそり、ひっそり生きることこそが、ロングレンジ、長続きの秘訣。
それを教えてくれているのがこの出る杭は打たれるということわざなのだとしたら・・・
引きこもって良いし、目立たなくても暗くても積極的にガンガン行けなくてもいい。あなたらしく生きていけばいい。
そんなことを教えてくれているのだと感じるようになりました。
急がばまわれもほんとだった話
あとは、急がばまわれとかも、一瞬で稼げそうなものとか、楽して稼げますよ!!というフレーズのものがどうしても欲しくなるけれど、でも一瞬で稼げる方法というのは例えば日雇いとかそういうものしかない・・・・
なので、一瞬で稼げるフレーズのものについていったら、逆にお金がなくなってしまう・・・
だからこそ自分のやりたいこととか、好きなことや夢中になれることをコツコツ楽しく伝えていくことが、一般的にはお金にはならなそうなのだけれども、実は一番早く独立出来た道だった・・・
それが急がばまわれなのだと思ったり。
早く稼ぎたい、稼ぎたい、ばかり思っていた頃は全然上手くいかなかったのですが、自分が好きなことだったり、夢中になれることを伝えていったら、成果になっていきました。
そういうふうにことわざを見ていくと、ことわざって、夢を叶えるために大事なことが語られているんだなと感じるようになってきました。
あと、はなさか爺さんといじわる爺さんの話とか。
日本昔話にもいろんな話がありますが、はなさかじいさんという話がありますよね。
いいおじいさんが、灰をまいたら花が咲くけれど、いじわるじいさんが灰をまいても咲かなかった・・・みたいな話ですね。(ざっくりしすぎですね笑)
これはなんでいいおじいさんだけ花が咲いたんだろう~
でもいいおじいさんが幸せになって良かったねくらいにしか思ってなかったのですが、最近これもほんと分かりすぎる・・・!ということをしみじみと感じまして・・・
例えば、仮想通貨で稼いでいる人を見て、同じように仮想通貨やれば稼げるんだ~~!と思って仮想通貨に参入したら・・・稼げない!
とか、
美容ブログは需要が多くて稼いでいる人もいっぱい、だから美容ブログをやればいいんだ、と思ってやったら上手くいかない・・・!とか・・・。
なんで?はなさか爺さんと同じことをやっているのになぜ向こうは花が咲いてこちらは花が咲かないのか?
それはつまり、なぜそれをやるのか・・・というところが抜け落ちているからなんだあと。
服屋さんとかでよく、服をまだ選んでいないのに、マニュアル通りに話しかけてきて、どうですか?気に行ったものがありますか?と声をかけてこられる方がいらっしゃいますよね。
でもそれはおもてなしじゃない!!もう少しゆっくり選ばせてくれ~~~
と思ったりしますよね。
これは咲かない方のおじいさんですね。
でも一方、マニュアル通りじゃないけれど、でもこの方は、今は声をかけないでくれ・・・!な雰囲気を出しているな、だから、最初は声掛けなしの接客にする。そのあと、あ、でも、今ちょっときょろきょろして店員さんを探しているみたい・・・?
ならその時に試着してみますか?とか、迷われているならコーディネートしますよ。
という声をかけてくれたら、もうすごく嬉しい!!思わず買ってしまいます。はなさかじいさん!
そんな感じで、どういう気持ちが根本にあるのか・・・・
といったところが大事で、
その根本にあるところが
「稼ぎたい」
なのか、それとも、
「こういうことが好きだからおすすめしたい!!」とか「これが神アニメだったから、過去の自分みたいな人にぜひ見て欲しい!!!」という気持ちで書くか・・・・
それによって花が咲くかどうかは変わってくる。
はなさかじいさんだと、綺麗な花を咲かせてみんなを幸せにしたい
とか
いじわるじいさんだと、みんなから注目されたい、手柄にしたい
といった自分の気持ちが先行していました。
だから、成功している人のテクニック、上辺だけのことを真似しても幸せにはなれない。
だけど、あなたらしいおもてなしだったり、本当の気持ちを大事にしていくことで、灰をまいたら花が咲いたように、不可能と思えるようなことも叶えていける!
ということを教えてくれる昔話だったのだ!!!と気付いた時は目から鱗でした。
といっても、稼ぎたいという気持ちはあって全然いいと思います。
私も最初はそれだけでした・・・・!!!
でもだんだん、好きなこととかを書いていくと、ある瞬間から、稼ぎたいという気持ちより、夢中になる気持ちが先に出ることがあります。
もう誰にも理解されなくていいやと開き直れたり、そうしたら自然と成果が出ていきました。
なのであなたがやりたいことを、ぜひぜひ書いていって頂けたらなと思います。
お読みいただきまして、ありがとうございました。
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