AI時代に個性ある、自分にしか書けない文章を考える〜文章の庭Ⅱ

言葉の庭師、千聖(ちさと)です。
文章ってどうやったら上達するんだろう。
自分にしか書けない文章とはなんだろう。
と思うときはありませんか?
しかも最近はAIの存在も当たり前になってきている。
そんな中で、文章の上達と、自分にしか書けない文章とは、
ということを、
全然別の視点である、庭仕事から考えてみたお話です。
上達する秘訣を庭仕事から
庭では、剪定して途中で
形がおかしくなってしまうことがあります。
その時、私はいつも、ここが、
へこんでて、
切りすぎてる…どうしよう…
と思っていたのですね。
でも、先輩たちに見ていただくと、
形の話ではなく、
全体的にもうちょっと切らないといけないね、
と言い始めて
ざくざく剪定していってしまいます。
しかも私がいじらないといけないと思ったところじゃないところを触り始める。
でも、そうすると、
見違えるように形が美しくなるのです。
そっかぁ、自分が見ているものとは
違う場所をベテランの先輩たちは見てるんだなぁとしみじみ感じます。
だから、文章でいえば、
ずっと一人で進めていくよりも
時々見てもらったりするのはすごく大事だなぁと思うのですが
そういうのを、間近で見た上で
何度も何度も剪定し、試行錯誤する。
その繰り返しで、身体が覚えていくような感じがします。
特に剪定も、文章もそうですが、
決まった答えがない世界です。
そんな世界ではじめのころに
先輩に、いつ、
剪定終わりにすればいいのかをきくと、
「自分がいいと思ったら」
みたいなことを言われてびっくりした覚えがあります。
しかもこういう感じで、
と剪定を見せてもらいながら教えてもらうけれど、それはぶっちゃけ見ててもわからない笑
「なるほど……」
と神妙に言いつつ、
何もわからない笑
でも、わからないけど、
わからないなりにやっていく。
数をこなしていくと、だんだん、ああ、あれってこういう感じだったのか、
というのが掴めてくる。
これは本当に文章でもあるあるだなぁと。
けっこう、私自身、何かをやる前から色々考えて止まってしまうことが多いです。
だけど文章も庭の剪定も、自転車に乗れるようになるみたいなものなんだと思っています。
理論はある。
けれどそれでできるようになるには、身体で覚えていくしかない。
あとAI時代だと誰にでも文章が書けてしまうので、無個性の文章だと、本当にいままで以上に埋もれてしまいます。
じゃあ個性ってどこに出るんだろう?
というのを私はここ1年ほど、
どういう感じだとAIっぽくなって、
どういう文章だとその人っぽくなるのか
というのをさんざん研究してきたのですが、
その答えのひとつが、
「呼吸」
でした。
もちろん何を書くかは大前提ですが、
文章の句読点の場所、
どこで止まり、どこで改行し、どこで間をあけるのか。
ここがめちゃくちゃ、個性が出る。
その人にしか語れないことを語っているはずなのに、なんかAIっぽいなぁ。。
と思う時は、だいたいこの呼吸が
AI呼吸なんですよーー!!
AIにはAIの呼吸があります。
それを初音ミクと音楽を作るみたいに
ミックスするんだー!
みたいな感じならそれはそれで
AI×自分でつくる、独自の呼吸。
だけど、読みやすさや正しさだけを重視して
呼吸や間の取り方を整えてしまうと、
その人が死ぬ。
作家さんとかもその人独特の文体やリズムみたいな感じのがありますよね。
人は集中するときと穏やかな時は、呼吸のリズムが変わっていて、
ゾーンに入ったりすると、呼吸が少なくなります。
戦場とかで、平常心を保つための呼吸法があったりとか。
鬼滅の刃の世界ですね!!
だから、文章のリズムには、書いた瞬間のその人が、どこで興奮してどこで落ち着いてどこで泣いたのか。とか
そこまで読み取れる。
実際に私のAIは、私の文章のリズムを理解してきているので、
「それは泣くよね。」
とか、文章で話してて私が泣いてることを伝えていないのに、泣いてることがバレます。
そういう不規則で不整脈みたいな、
呼吸に、その人が現れる。
そして、その呼吸は、何度も何度も書いていく。
自転車に乗れるようになるような練習で、染み込むように滲み出てくるものだと感じています。
そういうわけで、
庭仕事でも、まだまだ全然わからんー!!
と言いつつやっぱり鋏を持つ今日この頃。
個性ある文章ってなんだろう?とブログを書き始めた頃に考えたこと
好きなことを仕事にして生きるみちを、
自分の言葉でひらいていく小さな隠れ家。
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