過去の自分に、会いに行ってみました。【お散歩コラム】

千聖です!

ちょっと前のことになりますが、5月の終わりに東京に行った際に、 7年間温めつづけた、 ずっとずっとやってみたかったことを、 ついに実行してみたお話を、今回はお伝えしてみたいと思います。

 

それが、

 

過去の自分に会いに行く・・・!

 

ということでした・・・!

 

 

どういうことかというと、 前働いていた場所に、行ってみることにしたんです。

あの時見ていたこと、 感じていたこと、 考えていたこと・・・・

 

あの時の自分を、 あの時見ることが出来なかった場所から、 見てみたとき、何を感じるんだろう?

というのを知りたくて・・・

 

その場所とは、前の会社で、 いつも晴れの日にご飯を食べていた、 ビルの間の中庭のようなところで

その中庭が見える位置に スターバックスがあります。

 

 

当時、入りたいと思っていたけれど 当時はカフェに行くこともほとんどなく、 スターバックスなんて入ったことなくて 何を注文していいかわからなそうで怖い上に

そもそも会社の休憩時間に、 ゆっくりのんびり落ち着いたカフェでご飯なんて・・・

 

とてもそういうことができる精神状態じゃありませんでした。

 

だからいつも、中庭で、 お昼休みが終わらなければいいのに・・・

と思いながら、どんよりした気持ちでご飯を食べていた・・・

 

そのスターバックスから、 当時の自分が居た場所を見つめて 振り返っていました。

 

 

ああ、あそこでご飯食べたな、 とか、 あの時こういう気持ちで、とか

竹川さんも一緒に来てくださったので 竹川さんに、当時のことを、 ぽつりぽつりと話したりして、 説明していたのですが・・・

 

 

ひとつ、心残りがあることを、 思い出しました。

 

それが、すごく気にかけてくださった、 先輩の結婚式に、出なかったことでした。

いっぱいお世話になって、 たくさん助けていただいて、

一緒にいろんなことを乗り越えてきた先輩だったのに

 

私は、突然会社を辞めることを伝え、

その先輩は、すごくショックを受けた表情をされていて

最後まで、うまく話すことができずに、 お別れすることになってしまいました。

 

なのに、先輩は会社を辞めてしばらくして 私をご自身の結婚式に、誘ってくださいました。

 

でもその時の私は、 お金もないし、

結婚式に何を着て行けばいいかわからないし

会いたくない上司もいるだろうから、 といういろいろな言い訳から、

 

別の大事な用事があると嘘をついて断ってしまいました。

 

 

その話を竹川さんにしたとき、 思わず、詰まってしまって・・・

いまなら、その先輩の気持ちがわかる。

 

先輩はきっと、 その仕事を一生懸命やっていて、

色々理不尽なこともあるけれど、 その仕事に誇りを持っていたと想う。

 

だけど、私は、それを途中で投げ出した。

 

投げ出したこと自体を、 後悔したことはないけれど・・・

 

でも、誇りを持っているからこそ、

一生懸命教えてくださった先輩のショックは、 本当に、大きかっただろうということ。

 

悔しかっただろうし、 やるせない気持ちでもいっぱいだったかもしれない。

 

 

それでも、自分の大切な人生の節目に、 呼んでくださった先輩に。

どうして私は、お祝いすることすら、 しなかったんだろうと・・・

 

せめて、お礼をお伝えしたかった。

先輩のおかげで、 いまの私があること。

 

あの時人に教えるという仕事を 先輩が教えてくださったから 私は今、メールで、 お伝えするお仕事が出来ていること・・・

本当に未熟だったな・・・と。

 

 

もうお会いすることはきっと、 できないけれど・・・

だけど、あの時の先輩に、 心からの感謝を・・・

 

竹川さんに聴いてもらいました。

 

そのあと、ずっと大嫌いで 地獄に行くような気持ちで、

通い詰めた会社のその場所を歩くと、

 

当時の記憶では、 けぶった光化学スモッグが 見えそうなくらいの色合いだったのに

意外と街路樹が多く植えられていて、

緑の色合いが美しく、

 

そして、水の流れるオブジェもあり、 水の音と、木々のざわめき、 鳥の鳴き声まで聞こえる・・・

 

 

そしてそのそばでは、 思い思いに昼休みを楽しみ、 活き活きと働く人たちの姿が、そこにありました。

都会の真ん中だけれども、 これほどまでに自然があったのかと、

 

そして、あの時の私には、 嫌々ながら仕事に行く、死んだ目をした人しか、 目に入らなかったけれど・・・・

 

でもこんなに、好きなことを仕事にしている人が、いたんだと。

 

 

あの時見ていた景色とは、 別の世界かのような、 そんな景色がそこにありました。

竹川さんと出会ってから、 まるでパラレルワールドにでも来たのか、 と思うくらいの日常だったけれど・・・

 

見るものが変われば、 ほんとうに、世界は変わる。

 

だから、未来の君は大丈夫。

変われているよ、 今たくさん悩む、君がいてくれたおかげで。

 

そんなことを、2015年の自分に、 言い残して、 新宿をあとにしました。

過去の自分に、会いに行き労う旅も、 大事なのかもしれないな、 とすごく想った出来事でもありました。

 

 

お読みいただきまして、ありがとうございました・・・!!!

 








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自分にしかできない魔法を探しに



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