人生がぐるぐるしてるなら、人生ゲームから思考する

空飛ぶ引きこもり小説家、千聖(ちさと)です。

先日まで、実家に帰省していました。実家は宮崎なので、飛行機必須で、いつも帰るときは小旅行です。そんななか、兄弟3人+兄弟のお嫁さんや旦那さんや子供も含めて、みんなで人生ゲームをしました。

その人生ゲームが、まるで本当に人生を俯瞰して見ているかのようで、人生のぐるぐる感、負のスパイラルから抜け出す方法がすごく詰まっていて、感動したので、書いてみたいなと想います。

 

負のスパイラルに陥った

人生ゲームって、めちゃくちゃ運がよくてぶっちぎる人と、借金まみれになる人が出るイメージですが、今回、借金まみれになったのが、私です

もう、最初の1歩から躓きました。あてもないのに、家を買う、というマスに1回目で止まり、いきなり借金スタート。しかも、次の止まったマスが、就活に失敗するみたいなマスで、就活に失敗した経験のある私は一気に自分事になります笑

就活する前に家を買ったんかー!とみんなで笑っているくらいの後先考えない感じ笑

 

それで、今回はちょっと運が悪いかも・・・

と思いはじめてからが、急転直下、止まるマス止まるマス、全て何かを支払う、みたいなマスでした。本当に面白いくらいにそうで、最初は面白がっていたみんなも、だんだん気の毒がるありさま・・・

私も私で、こういうときはもう、とことんダメになるんだよなあ・・・と思いながら、借金用のお札が増えていくのを眺めていました。

 

そんななか、兄弟たちは順調に、医者になったり、高い家を現金で買ったり、仕事でスキルアップして給料が増えたり、・・・と、順調に進んでいく。

私は仕事のスキルアップまで外して、逆転の一手さえない状態でした。

 

子供のころの私だったらもう泣いてる泣

 

もうこのまま、終わりなのだろうか・・・?

みんながいよいよ、ゴールに近づいてきて、私も後半にさしかかったあたりまで、その状態はずっと続き、結局借金のお札が10枚以上となり、20万ドルの借金。

給料は1万ドルだし、もうこれ、借金返済し終えないといけないマスまで、どうにもこうにもならないままかも・・・

 

という考えが、頭をよぎります。

 

 

でも、ふと、想い出しました。

これが本物の人生だったとしたら・・・・こういうとき、山籠もり先生だったら、何をするだろうか。この場で学んで夢を叶えた方々は、いままで分岐点で、何をされてきただろう。

 

そんなことを考えました。

 

それはもう、決まってる。

 

自分の人生、夢を叶えると決めた、ということ。幸せになることを、決めた。

 

それで私は思わず口から、「じゃあそろそろ、人生立て直しますか」と言いました。

 

 

そうしたら・・・・です。

そこからが、本当に驚くべきことに、あれだけずっと、マイナスのマスに止まり続けていたのに、そこから突然、潮目が変わったかのように、プラスのマスにばかり止まり続けます。

ばかりどころではなく、プラスのマスだけ、に止まり続けてあらゆることでお金をいただけることに。

 

それで、地道に、返せるときに借金を返していって、給料もステップアップしてないけれども、それでも未来を信じて進み続けました。

 

みんなもなんだかそういう人生の逆転劇が面白くなってきたようで、応援してくれているのも伝わってきます。

ただ、借金を返せるほどまでにはならない、それまでにはゴールが近づいてきてしまう・・・

 

でも、私は諦めていません。

唯一、このボードのなかで、ここがうまくいけば、逆転で行ける!というようなマスがありました。

 

それが、ギャンブルマス。

今回の人生ゲームのボードは、終盤あたりで、ギャンブルマスが必須ルートで、みんな必ずそこを通る時にギャンブルをしなければいけません。

そのなかで、5000ドルの掛け金が、20倍になるマスがあって・・・私はそのマスにとまりました。

 

10個の目のうちのなかから、2つの数字を選んで、その選んだ数字に、ルーレットが止まれば、20倍になるマスです。

私が選んだのは、直感で降って来た数字「8」と「2」

 

 

このどちらかに止まれば、20倍・・・・・・

 

ただ、他に3人がこのマスに挑戦しましたが、3人ともはずれでした。

 

 

さあ、行けるのか、どうなのか・・・・

 

 

もうここを逃せば、借金まみれのままで終わる・・・

 

 

みんなが固唾をのんで見守るなか・・・・・・

 

 

ルーレットがさしたのは、・・・・・・

 

 

 

「2」

 

 

 

でした。

 

 

ほんとうに20倍になったのです。

 

そこから、やはりプラスのマスに止まり続け、最後の最後にさらに、10万ドルのマスにとまったりして、大逆転をはたしてゴールしたのでした。

 

人生ゲームは本当に人生だった

これは、私自身が経験し、私が今まで出会った、人生が変わった方々に共通していたことでもある経験談からも言えることなのですが、

人生がぐるぐるしているとき・・・

 

どうしてぐるぐるしていると感じるのか、というと・・・・

 

「決めて」いなかったから。

 

たとえば、右の道を選んで行ったとします。

でも、右の道でうまくいかなくて、ああやっぱり左だったかも、と思って、引き返す。

そうすると、先ほどと同じ道に戻ってきますよね。

 

これが、人生のぐるぐる感です。

選んだ先で、やっぱりこっちだったかも、と思って引きかえしてくる・・・それで、さっきと違う道を選んでも、やっぱりあっちの方が良かったかも、と思って、引き返してくる・・・

 

それで、同じことを繰り返している感覚になる、のはまさになのです。

一度は決めているから、決めてきた、道を選んできて、歩いてきたようなのですが、

 

決めているようで、決めていない・・・

というよりも、うまくいかなかったら、引き返す、やっぱりあっちの道に行く、ということを決めている、という感じですね。

そうするとどうなるかというと、うまくいかなかったら、引き返す、というのが決まっているので、それが繰り返される、結果、どの道を選んでもうまくいかない、不幸だ、という感覚になってしまう。

 

そして、この人生ゲームで私はどうだったかというと、

私は、前半戦では、借金を返すと決めていなかった。人生を立て直す、私はこの人生ゲームで幸せになる、ということを決めていませんでした。

 

それどころか、おそらく無意識のうちに、「人生ゲームって、こういう悪運にはまったら、とことんハマり続けるんだよね」という「過去の経験談」から、またそうなるに違いない、として、借金が増え続ける、という道の方を、あえて選んでいました。

これを、山籠もり先生は、「過去型」と呼んでいます。

 

だから結果、借金が増え続けた。

マイナスのマスを引き寄せ続けた。偶然でしょ、と考えることもできる。でも、前半戦は「ずっと」マイナスのマスだったのです。偶然、確率の問題で考えるのなら、とんでもない確率を引いていることになります。

 

でも、そろそろ、人生立て直すか、と決めた瞬間から、プラスのマスに止まり続けた。

それは、私がその道を選ぶ、と決めたからなのです。

 

 

ある研究者の実験で、人生の分岐点で、サイコロで選んだ分岐点と、自分で色々考えて選んだ分岐点、どちらが幸せになるか、という統計をとった実験があります。

その結果はどうだったか、サイコロでも、自分で考えて選んだものでも、同じだったのです。つまり、右に行こうが左に行こうが、幸せになるのは、それは思考して正解を選んだから幸せになったのではない、正解はどちらにもある。

 

山籠もり先生は、良くこういいます。

 

「人生の分岐点で、幸せになる人は、どちらを選んでも幸せになる。

不幸になる人は、どちらを選んでも不幸になる。」

 

と。だから、何を選ぶかじゃないのだと。

どの道を選んでも、私はこの道で幸せになる。そう決めること。どんなことがあっても、幸せになる、と決めることで、人生は幸せの方に行く。

 

なぜなら、時は未来から流れるから・・・と。

手帳に書いた未来の予定が、今に流れてくるように・・・

 

それを、過去型の反対、「未来型」と呼んでいます。

 

 

私自身も、よく、日常の細かいところから、おおきなところまで、ああしておけばよかったかも、と思うことがいっぱいあります。

 

今回の旅も、父は、途中で具合悪くなって帰ってしまったのですが、父が具合悪いと言っていたのに、運転大丈夫か聴いても、大丈夫と言っていたけれど、運転を無理にでも代わればよかった、とか、

実家の愛犬が亡くなったときも、もっとああしておけばよかったって後悔している、と話してしまいました。

 

でも妹に、お父さんと一緒にいられたのが、一番、幸せだったと思うよ、と言われて、そうだよな、って。

愛犬がどう思っていたかは、知るすべはないけれど、でも、もし、私がその立場だったなら、ごめんね、ごめんね、って言い続けられるよりも、ありがとう、おかげで、と言って幸せに生きてくれていた方がいい。

 

想い出を後悔にするのではなく、

幸せだった、出会えてよかった、一緒に居られて良かったと想って生きてくれたら嬉しい。

 

そうしたら、あの時もあの時もあの時も、全部無駄じゃなかったって、想えるから。

幸せじゃなかったときでさえ、幸せになるから。

 

過去も、変わる。

 

それが未来型。

 

 

だから、もう、正解を、探さない。

選んだ道が、私のそのとき、選んだ道が、いつも幸せだから。

 

 

 

そんなことを考えさせられた、人生ゲームでした。

 

 

 

 

 

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