被害者意識は、世界を変える分岐点だった

どうして被害者意識はダメなんだろう

 

というのが長年疑問でした。

 

たくさんの場所で言われる

人のせいにしてはいけない。

 

被害者意識から脱却していかないといけない。

という考え方。

 

そしてたしかに、夢を叶えて来られた方は

みな、誰かの何かのせいにしない。

 

だから、たしかにそれはことわざのように、真理なんだとも思う。

 

だけど、私がこの場で出会ってきた方々は、

美しく輝こうとしていたのに

踏み躙られた経験がある方々で

 

それはたしかに、誰かのせいだった。

 

どうにもならない生まれの境遇

自分にはどうにもできないものに苦しんだ。

 

それを、人のせいにしてはいけない、というのは、どうしてなんだろうって。

素朴な疑問でした。

 

わかるけど、頭がついていかないような

それはあまりにも、冷たくて理不尽なようなそんな感覚。

 

だけど、先日お会いした未来型パートナーさんのお話を聴いて、その矛盾が言葉になりました。

 

ひとのせいにしない、と決めることは、

自分が魔法使いだと自覚する瞬間だったのです。

 

 

誰かのせいでこうなった と世界を見るのは、

誰かによって支配された世界だから。

 

だけど、
自分がこれを引き寄せている。

と受け止めることは、

 

逆に言えば、自分自身で幸せを引き寄せることができる。

と世界を見ることができるということ。

 

世界は自分が作ることができる、

と言えるようになる、

その切り替えの瞬間が、そこにある。

 

そこが分岐点のはじまりなのです。

 

 

そのお会いした方も、

大切な青春期にとても深い闇を経験されて、それは確かにその人のせいではない。

 

そしてその後もたくさんの人間関係の苦しみがあったけれども、

まるでその時の繰り返しのようなことが起きると。

 

その方のみる世界は、怒りと憎しみと

たくさんの理不尽なことが起こる世の中だったかもしれない。

 

そのどれも、その方のせいではない。

 

だけど、全部自分が引き起こしていたことに気づいたと、そうおっしゃられたのです。

 

その瞬間、その方の人生が分岐したのが見えました。

 

風が吹いてきた。

優しく、美しく、清廉とした世界からの風が。

 

それをあらわすように、その方のブログの文章は、とても、凛として美しい文章になっていらっしゃいました。

かっこいい文章を書いていらっしゃるなあぁ、と惚れ惚れするくらいの。

 

 

どんなことがあっても

どんなに汚いように見えたとしても

それでも世界は美しいと、誇らしく言える世界をその方は文章で表現されていらっしゃいました。

 

本当になんていうか、美しくかっこいい、

 

 

そういう魔法使いに誰しもなれる、

その切り替えがそこにある。

 

自分のせいなんかじゃない。

たくさん頑張って人の苦しみまできっと引き受けてきた。

 

 

だけど、だからこそ、

 

もう自分の人生を歩んでいい。

 

もう誰かに支配される人生じゃなくていい。

 

誰かのせいという言霊は、人に自分の人生をあずける言霊だった。

 

そこから変われる言霊が、全部自分が起こしていたんだ、

という言葉にこめられている。

 

辛く厳しく冷たいように見えるその言葉のなかに

自分の人生を変えていく魔法があったのだと。

 

 

そういうふうに世界を見た時、きっと世界は美しいと気づくから。

 

 

魔法使いの世界へ、ようこそ。

 

 

 

 








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