実家帰省で父とけんかして考えたこと【日記】

千聖です!今日は、7月後半のことですが、実家帰省をして、久しぶりに父とけんかになってしまった話を、書いてみたいと思います。
父との言い合いになったことは、まだ何となく言葉としてはうまくまとまらないのですが

でも今回のことで、私は思っていた以上に、

 

父に似ているんだな・・・

 

というのをすごく感じました。

 

人の意見なんて全然聞いてくれなくて

頑固だし、我慢と安定思考だし、

すぐ怒鳴るし・・・

 

という父が嫌いでした。

 

そんな父に似ている部分なんてない、と思っていたけれど
だけど今回の実家帰省では、弟妹夫婦がそれぞれ帰ったあと、弟の奥さんは楽しんでくれたかなとか、妹の旦那さんの家族は楽しんでくれたか、(旦那さんの妹や弟も来ていたのです)

誘ったけれど、余計なことをしたんじゃないか

 

というようなことを話す父の姿に、

実は、本当は人一倍、人の感情の機微に敏感で、人の目を気にする性格だったこと・・・
人の目が気になる性格は、母譲りだとばかり思っていたので、

母譲りでもあったと思うのですが

 

父にもそんな一面があったなんて・・・

というのは本当に新しい気づきでした。

 

 

だからこそ、似ているから、近すぎて、嫌になる部分もあるんだなって。

 

そして、衝撃だったのが、病死だと思っていた父のお父さんが、実は自殺だったと話してくれたことでした。

 

だからこそ、安定の生き方・価値観を、選んできた父のルーツも垣間見ることができて

(→価値観に気づいたお話はこちらです)

 

私も思わず、言い合いになってしまい大反省でしたが、

そんな話を聴くことができたことは、私にとって、父の生き方、価値観を、私らしく取り入れて和していく道を模索し始めるきっかけとなりました。
誰しも、その価値観や生き方を、

選んできた理由や背景があるのだ、と。

 

その生き方を選んできたのは、そうしたほうがいいと思う理由があったから・・・。
私が、父と母の離婚を見て、

やっぱり好きなことを仕事にしていくこと

自分らしく生きていくことの大切さを感じたように
父にとっても、父のお父さんの生き方を見て

安定や我慢して生きることこそが

人としての美徳を感じられる生き方、長く美しく生きる道であることを感じているからこそ、

それが幸せの価値観であると思うから、娘の私にも、安定の道を説いてくれた今までであったこと
だけど、それでも私は、

その生き方だと、やっぱり幸せだとは思えないから・・・

 

父と同じ生き方はしないけれど、
でも、全てをNOとするのではなくて、

父の持つ安定や我慢の考え方の、魅力だったり良さもあるから、

それも取り入れて、よりよい第三案を見つけていくことができたなら
それはもっと、素敵な未来に繋がるんじゃないかな・・・と
あと、価値観の定義というのは、

人によってさまざまなんだ、というのも気づいて、

 

例えば父にとっては、

私の持つ「自由意志」

という価値観は、=わがまま、自分勝手

 

みたいなものだという認識だったのだな、だから否定してきたのかも、と思ったのですね。
でも、本当に自由に楽しく生きる、
ということに対しての、

私の「自由意志」の定義としては、

好き勝手に自分のやりたいことをやるのではなくて

 

お客さんがこんな風に喜んでくださるから、そのためにやっていこうという相手のための気持ちが自分の一番の喜びになっているような

自分の選択や行動に、自分で責任を持っていきながら、時に山あり谷ありで挫折しそうになりながらも

それでも諦めずに自分のこうありたい、

 

という道を貫いていくことが出来る状態のこと
というような、目指しても、

たどり着けるかどうか、貫き続けられるかどうか、分からないようなもので
父の持つ自由の定義の感覚とは、異なっていて

そんなふうに、人によって、定義も異なるし、大事だと感じるものも、異なる。
だから、自分が持っているこうありたい、
というものと、

それに対しての親や周りの人や世間の定義が、違うものだったとしても、それは違うことが自然なことだから、自分は変なんだと、諦めなくていい。
そして、時にはよくよく見てみれば、

実は父の言っている我慢と安定と、

自由意志も、似ているところがあるんじゃないか・・・??

 

手段は違うけど、目指す場所、目的は同じなのかな・・・?

と感じたりもしたので、
自分自身にとっての大切にしたい価値観、
幸せの基準、選択の基準を、

深く知り、理解していくことで、諦めなくてすむものも、たくさんあるんじゃないかと、

そんなことを、感じることになりました。
人間って難しいですね・・・

でも、深くて切なくて儚くて、

だからきっと、人生は面白いんだろうなあと
夏の夜に、そんなことを、
とりとめもなく、考えていた7月のことについてでした。
なんかこう、体系立てて、みたいな感じで言葉にできなくてもどかしいのですが、

 

思い込みだったり、こうありたいという自分に行きたいけれど、

でもブロックがあるなというときに、

このあたりのことを考えるのって、大事なんじゃないかなあとすごく感じたので・・・

 

書いてみました。

 

お読みいただきまして、ありがとうございました。

 

 








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