歯医者で横向きに生えた親知らずを抜いて思ったこと【徒然日記】

千聖です・・!

先日、親知らずを抜きました・・・!

 

横向きに生えている親知らずで、前に住んでいたところでは、

「これは難しい抜歯になるから、大学病院に行かないと抜けないよ、でも磨きにくくていずれは虫歯になるから早く抜いた方がいいよ」

と言われて、めちゃくちゃびびっていたのでした。

 

それから1年経ち―――改めて歯医者で抜いた方がいいと言われて、しかも行った病院で、1時間くらいで抜けますよ、とあっさり言われたので観念して抜くことにしたのでした。

 

抜くのにかかった時間は、麻酔からCT検査も含めて、上下の歯の抜歯でトータル1時間くらいでした。

下の歯が横向きで感覚で20分ほど、上の歯は普通に縦向きに生えていて、麻酔したあとはすぐビキッ!という音を立てて抜けました。

1分もかかっていないのでは・・・・と思うくらい、あっさり抜けたのでした。

 

麻酔する時も、小さいころは麻酔痛かったな・・・というのを思い出してブルブルしていたのですが・・・

でも、予防接種の針と同じくらいのものでした。(予防接種の注射が一番痛くない気がする)

 

しかも、抜歯後も、痛み止めが10個出されたのですが・・・先生の腕がよかったんだと思います、全然痛くなくて。結局3つしか飲みませんでした。

(ちなみに、今回お世話になったのは、マス歯科医院というところです。京都市内の方ならおすすめです。予約していく方がいいですよ、待ちません!)

 

案ずるより産むが易しってほんとそうだな・・・としみじみ思ったのでした。

 

時間が経てばたつほど、難しくなる

実は今回も、のらりくらりと、抜歯を避けようと思っていました。まだ別に、虫歯になったわけじゃないし・・・とか。痛みなんてないから・・・・とか。そんなふうに理由をつけて笑

ですが、親知らずは、年齢と共に歯が固くなるため、抜きづらくなっていくということを言われたことで、観念せざるをえなかったのです・・・

 

でも・・・あとあともっとひどいことになるなら、今のうちになんとかしておいたほうがいい。

その方が結果的につらくないのだと、感じたのです。

 

というのも、歯が横向きに生えているので抜いた方がいい、と宣告された1年前から・・・

私は歯磨きをするたびに、この奥歯はいつ抜く羽目になるのだろう・・・と、びくびくしていたのですね・・・

 

毎日の付き合いなので、見て見ぬふりをすることも、忘れることもできなくて・・・。

 

その見えない恐怖・・・終わりのない苦しみのようなものと、ずっと付き合っていくよりも・・・

一時的には怖くて、痛いかもしれないと思うものと向き合う方が、ずっといいんじゃないかな・・・そんな気がしたのです。

 

そして実際にやってみると、案ずるより産むが易しで、これからはいつ抜かないといけなくなるのか、という不安や恐怖ともおさらばで・・。

おおげさかもしれないですが、それを乗り越えた自分も少し成長したような・・・昨日の自分よりも、自分を好きになれた気がしました。

 

虫歯も・・・進行すればするほど、治療は難しく、おおがかりになっていくと、その病院で流れていた解説で見ました。

早く治療しておけば麻酔もいらずちょっと削ればよかったのに、神経を抜いたりとかのようなことになったり、しかも再発する可能性も大きくなるとのこと。

 

子どものころ、あんなに歯医者が痛かったのも、もしかして、歯医者が怖くてずっと放っておいたせいで、治療がより辛いものになったのではないかなと・・・今は思います。

 

そしてこれは、人生にも言えるのではないか

とも、思ったのです。

不満ある「今」を、見て見ぬふりや、先送りにすることで、痛みを避けることはできるけれど、でもそれは、終わらない恐怖との戦いをし続けることでもあるのだと・・・

 

そして、根が深くなっていく・・・抜こうと思っても―――変わろうと思っても、なかなか変えられなくなってしまう。

そして変えるときには、とてつもない痛みを伴ってしまうことにもなるのではないかと。まさか母が離婚すると言い出すとは全く思っていなかった父が、離婚後に、目が見えづらくなってしまうくらい病んだように・・・

宗教にハマってしまった母のように・・・

 

その方が、結果的に辛いのではないかなと。

だからまだ、大きな波が押し寄せていない、変わることの方が怖い・何かを失うような気もするまだ余裕のある「今」のうちに、少しずつ準備していく・今までと違う行動をしていくことって、本当に大事だなあと思ったのでした。

 

どんな時も遅すぎることはないけれど・・・

どんな時も遅すぎるなんてことは、ないと思います。

実際に私の先生である竹川さんも行動し始めたのは50歳になってからでしたし、50歳代で赤字から年商3000万のお店にした方もいらっしゃいます。

 

若い時に作る「勘」「感性」が大事だと言われる「ハンググライダー」

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も、なんと70歳から始めた方もいらっしゃいます。(車の運転免許を70歳で初めて取るみたいなものだと思って頂けたら)

 

たくさんの犠牲を払った父も、いまでは、1人でバリバリ家事をこなせる女子力高いおとーさんになりました。(昔は、えりんぎの丸揚げみたいなカオスな料理作ってました。私はその頃実家にいなくて食べなかったのですが、死体の山を作った伝説があります笑)

当初は全く会話のなかった父と子供たちでしたが、だんだん打ち解けて、和やかな実家になりました。

 

でも、どんな時も「今」が一番早い時期でもあると思います。

そしていま、まだ余裕がある、まだ大丈夫。そう思えるくらいの時に行動していくくらいがきっと、穏やかで、やりたいことを、思いっきり叶えていける秘訣なのだろうと、そう感じたのでした。

 

そうは言っても、私もけっこうギリギリ人間なので朝起きるのとかも、ギリギリまで寝てたりするタイプです笑

1年も親知らず放置したタイプなので・・・笑

 

でも、朝起きたら、緑茶にお湯を注ぐこぽこぽという音に耳を傾けられるくらいのときに、のらりくらりと行動していけるような日々でありたいですね。

 

お読みいただきまして、ありがとうございました!








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