文章を書いて生きていきたいけど自信がない。夢は叶わないって本当?
⇒物を書いて生きる・好きなことを仕事にするにはアフィリエイトがいいってほんと?
自信がない。こわい。
物書になるっていっても。ライターになるって言っても。在宅ワークで生きるって言っても。
だって自信なんてない。
自分の文章なんてだれも読みたいなんて思っていないんだ・・・・・
いつからかそんなふうに思っていました。
なんどか自分の小説を出版賞に送ったことがあったのですが、どこからもお祈りの手紙が届きました。
次回作に期待します的な。
つまらないから出版社は認めてくれない
= 一般の人にだって面白くないと思われるはず
= 誰にも読まれない
ってなりました。さらに、周りからは無理だという有言無言の圧力。
何度も何度も自信を失い、書く気力までも失い絶望しました。
でもちがったんです。わたしの師匠である仙人が言った言葉は
あなただから、読みに来るんです。強みは弱みです。
でした。
あなたの「人生」は、あなただけのオリジナルストーリー
なぜならば、あなたの人生は、世界でたった1つ誰にも真似できない、壮大なオリジナルストーリーだからです。
全く同じ人生を送る人に、出会ったことはありますか?
同じ人生を送る人なんていません。
たとえそれがどんなにありふれたものだったとしても、その過程は誰とも同じになることはありません。親・育つ環境が同じである兄弟でさえ、同じ人生にはなりません。
全く違う友だちと過ごし、
部活を選び、
趣味を選び、
学校を選び、
会社を選び、
恋をする人を選び、
失恋し、
失敗し、
悩み、
苦しみ、
時には心から喜んで。
あなたは、あらゆる可能性の中から選択した結果、今の人生を送っています。
無数に分岐していく選択肢の中から、選び抜いて生き抜いて作り上げた一本道。どんなにみじめでも平凡でも誇れるものでなくてもいい。自信なんかなくたっていいんです。
その道こそ、あなただけのものです。
そして、そんな一本道を選んだことによって生まれた、様々な感情によってあなたが生み出す文章は、あなただけのものです。誰にも真似できない、世界でたった1つのオリジナル。
たとえ、どんなに好きな作家の文章を真似て作ろうとしても、その人にはなれないのと同じです。
私の文章を読んでもらえれば、正直に言って「え?これで?」と思うと思います。
私の文章は村上春樹じゃないし、上橋菜穂子でもないし、太宰治でも、小野不由美でもない。
私の書く小説は平凡です。
そこらへんにある雑草で石ころです。
私は、一生を食べることも寝ることなく物語を書くことに費やしたとしても宮崎駿にはなれません。
そんな平凡でありふれてただの真面目で頭弱い子とか言われちゃうくらいの人間。
でも、なれないことを嘆く必要はないんです。
だって、同じになっちゃったら、ただのコピーです。
その作家さんだけで十分、自分は必要なくなってしまう。
でも、同じになれないからこそ、あなたも私の文章もこの世界に必要なんです。
平凡こそ、平凡な人に届く言葉
そして、平凡であるからこそ、届くものもあります。
たとえば、「1作品趣味で書いただけで、爆発的に売れて有名になった作家」と、「コツコツコツコツコツ長年書き続けた末にやっと売れた作家」が講演会をして、
「あなたもわたしのように作家になれます、だから諦めないでください。」
そんなふうに言ったら、どちらの言葉がより心に響きますか?
わたしは、ひたすら平凡ふつうありふれたただの石ころなので、前者の作家さんの言葉には全く共感できません。ああ、そっか。
天才だからなれたんだね。そんな心の狭い卑屈な考えになります。
でも、後者の作家さんから同じ言葉をもらったら、言われ方によっては、泣くかもしれません。
ああ、そっか、わたしも頑張ってみれば叶えられるかもしれないと。
とうぜん、逆もあります。天才から見れば、コツコツ努力した末になった作家なんて。
なんでそんなに時間がかかっているのか、要領が悪いんじゃないか。
俺は要領よく前者の作家さんが言っているみたいにすぐにのし上がってやるぜ!
ってなっちゃうかもしれません。
不思議ですよね。同じ言葉だというのに。
言う人、その背景によって、心への届き方は変わる。
それは、自分がどれだけ相手に共感したかによるのです。
つまり、自分自身が持つ言葉が、たとえふつうのものであっても、それはふつうの言葉を持つ人たちには絶大な支持を受ける言葉となるのです。
今まで誰にも届かなかったのは、あなたとは違う考え方を持った人にしか発信しなかった(出来なかった)からです。
でも、インターネットは違います。全世界の人があなたの読者になりえます。
あなたが発信するだけで、あなたの文章を必要としている人は、検索エンジンを使って知ることができ、そして集まってくるのです。
あなたの言葉を必要とする、「あなた」を知らない「世界中のあなたみたいなひと」に、言葉を届けるんです。その人こそが、あなたの文章を心待ちにしている読者であり、ファンです。
だから、自分の文章がだめだとか、自信がないとか、思う必要なんかなかったんだなあって。
あなたの文章は、絶対に必要なものなんです。自信を持っていいって。
会社の奴隷にする社会の仕組みにとって都合が悪いから、夢を追いかけるなって言うのです。だって夢を追いかけて、ブログを書いてそれがお金になっていくのなら。
もう働かなくたっていい。
いつだって辞められるっていう気迫をもったら、
「お前の代わりなんかいくらでもいる」
なんて脅しにも、
「そうですか、じゃあ辞めます」
と即答することだって出来る。
多くの人にそんなことをされたら、もはや脅しにだって使えない。いつ辞めるかと上司はびくびくしないといけない。
だから、夢なんて無理だから諦めろだなんて言うのです。
そう考えると、なんだかおかしい気持ちになりました。
ああ、そっか。じゃあ、このレール、外れたって別に不幸になんかならないんだって。
そうしてわたしはいま、毎日文章ばっかり書いている引きこもり生活になりました。
あのとき仙人がくれた言葉は、まぎれもなく本物だったのだ、あのレールの先にはやっぱり何もなかったんだって思いました。
だから、自信を持って物書きを目指し、そしてブログに想いをのせて投稿すれば良かったんです。
自分にしかできない魔法を探しに
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