パンとスープとネコ日和を、珈琲を飲みながら見ています【日記】

空飛ぶ引きこもり物語ライターの千聖(ちさと)です!

最近、「パンとスープとネコ日和」を、Amazonプライムで見ています。

原作は群ようこさんの小説のようですが、映像の方を見ています。

 

主人公は小林聡美さんが演じていて、とても仕事が出来そうな感じで、ネガティブ内気不器用な私の性格とは違うので、感情移入できるわけではないのですが、

主人公は今までも好きな仕事をやっていたけれど、さらにもっと、自分らしく働ける生き方に変えていく過程が丁寧に綴られていて、見ながら飲む珈琲がいつもよりおいしく感じられます。

 

朝ごはんに、パン屋さんのパンを食べながら見たらさらに美味しいかも・・・!!

 

主人公の周りには、クセのある人物たちが出てきて、色々言いたい放題していますが、周りの言葉に流されず、自分らしい生き方を、選んでいく・・・

 

それはまるで、自分の部屋に好きなものを置くような感じです。

たとえば、自分好みのティーカップを買う。

カトラリーをそろえる。

ケーキを焼いて

小さなテーブルと椅子を買って、庭に置く

好きな花を植えて、庭にカフェを作るかのような。

 

自分が好きなものだけを、周りにそろえていく。

 

それは、自分が何を好きなのか、自分の生き方や価値観を知っていないと、できそうでできないことです。

主人公は独身ですが、そういうのも、世間の風潮に流されると、女性で独身なんて、と言われることもありますよね。

 

だから、結婚したいわけではないけれど結婚してしまって息苦しさを感じたり・・・

自分はそれほど子供が欲しいわけではないけれど、親族から早く孫の顔が見たい、とせかされて、だけれども子供ができない、子供が出来ない自分を責めてしまったり・・・

 

こうあるべき、というのが、本当に多い世の中で・・・

 

この作品の中でも、自分らしいお店を作ってオープンしますが、もともとのお店の常連さんだった人たちは、全然違う店になっちゃったね、など、前の方がよかったというのをほのめかしたり。

近隣のお店のおばちゃんが、お店をやるなんてそんなに簡単なものじゃない、あんたってほんとのんきね、と毒舌を言って来たりします。

 

そういうのに流されてしまうと、本当は、こうやりたいのに・・・

ということも、だんだん、選べなくなっていくな‥と思います。

 

だけれども、この主人公はどこか飄々としており、周りの言葉を、ありがとうございます、とさらりと受け流していき、自分らしいパンとスープのお店をオープンするのです。

作るものも、自分が作れる、日替わりのパンとスープのメニューだけ。雇う店員さんも、面接に遅刻してきて履歴書もない人だったけれど、この人好きだなという人。

 

その、自分が好きなものを純粋に詰め込んだお店が徐々に出来ていく過程が、本当に豊かだなあと、想いながら見ています。

 

しかも自分らしく生きていたら、不思議と、周りの人の言葉も毒舌なのに、毒舌だと感じなくなっていくのですよね。

毒舌嫌味に聞こえることも、あの人親切な人ですね、そうなのよ、という会話を、心の底から思っているのだなという言い方で言う場面があって。自分らしく生きると、他の人と比べる必要がなくなっていく、だからその人の生き方や考え方も悪気があるものととらえなくなっていくような・・・

 

最近、こういう旨の言葉を見ました。(どこで見たのか忘れたので意訳です)

ミニマリストという言葉があり、このひとたちは、何でも物を捨てる人達というふうにとらえられがちだけれども、その中身は、自分が本当に好きなものを強調するということである。

たしかに!!と思いました。

自分にとって本当に必要なものだけを残すことは、自分にとって本当に大事なもの、好きなものが何か、ということを知っていないと、そこまでそぎ落とすことはできません。

 

物をあまり持たないことや、シンプルな生き方、自然の生き方がクローズアップされてきていますが、人々が本当に求めているのは、自分の好きなものに囲まれたいなってことなのかもしれません。

 

情報も物も、たくさんあふれることが豊かだった時代から

本当に必要なものを、必要な分だけ、丁寧に味わっていく時代へ・・・

 

自分って何が好きなんだろう?どんなことをしていく生き方をしたいんだろう?

そういうのを突き詰めていけばいくほど、豊かに感じられていく時代なのかもしれないですね。

 

というようなことを感じた作品でした。

まだ見ている最中なので引き続き見ます!好きなものを作っていく生活に興味がおありでしたら、見て見られるのをおすすめいたします。

 

お読みいただきまして、ありがとうございました・・!

 

追伸

あと、自分の生き方について、実は今までこれが幸せ、と思っていたけれど、実はそうじゃなかった、というようなことも多いなと思っていて・・・

お客さんに、今まで安定の道を歩むことこそが、幸せだと思っていて公務員になって確かに安定にはなったけれど、そうしたら心が安定しなくなった、という方がいらっしゃいます。

その方は、竹川さんのセミナーに参加したことで、実は一番大事だったのはこれだったと気付いたお話を書いてくださいました。

何がきっかけで気づくことになったのかも書いていらっしゃいますので、生き方を考えるうえでの参考にもぜひ~!

 

 








  5mail
自分にしかできない魔法を探しに



  5mail



関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。
  • コメント (0)
  1. この記事へのコメントはありません。

文章があれば空も飛べる!言葉は鳥のように自由です・・・・・!

空飛ぶ引きこもりライターの千聖(ちさと)です!! すごくもやもやすることがあったので、書き殴ります!!! あなた…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る