ブログの成功も商店街活性化の方法も外に答えを求めないことだった【散歩マーケティング】

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空飛ぶ引きこもりライターの千聖(ちさと)です!!

本日は久しぶりの散歩しながらマーケティングを学ぶ散歩マーケティングのコーナーです!!

前回までのはこちら

 

今回は、コンサルメンバーも一緒にちょっと遠出して、Twitterなどで「未開の地」といじられる群馬にやってきました!

そこで見つけた、外に答えを求めないことが成功の秘訣だったということをお伝えしたいと思います。

イオンに侵略される街

まず行ったのはイオン!バーンと大きな商業施設で、駐車場もどーんと大きく、まるでディズニーランドのようです。

このイオンが出来てから、町の中心的地的な商店街であった、高崎商店街は廃れていくことになります。

 

実際にこの後行ったのですが、「〇月〇日に閉店しました」という張り紙がちらほら・・・

シャッターが閉まり、かつてもっとお店があったであろう場所は、コインパーキングになり、さらに平日のせいなのかいつもなのか、商店街を歩く人たちは私たちの他には、2~3人というような閑散さ。

 

この光景を、私は地元宮崎でも見ました。イオンが出来てからの宮崎市の商店街は、まず昔からあった映画館がイオンにもっときれいで大きいのができたことにより、潰れました。

唯一の市内の映画館だったので、映画を見たい人はイオンに行きます。商店街には人が少なくなり、イオンに行けば知り合いに当たるとばかりに宮崎市民人が集中、そしてまたシャッターが増える・・・

というような悪循環に。

そんな時によくやりがちな間違いとは

この状況を打開するために、何が必要なのか・・・ということを考えますよね。

で、その時に良く思いつくのが、イオンみたいにもっと複合型の何でも屋さんにしなければいけないのでは?とか、もっと品ぞろえを良くしなければいけないのでは?というようなことです。

実際に、あまりお客さんがいなさそうなラーメン屋さんとかも、ラーメン以外のメニューをいっぱい増やしていて中華屋さんみたいになっていたりしませんか?

でもそれをやると、実はますますお客さんが来なくなってしまうと知っていましたか?

 

これはブログでもいえることですが、そのお店にはそのお店の魅力があります。

イオンは複合型で品ぞろえがいい、華やかさ、大きさ、というようなところが魅力ですが、でも商店街の中にある小さなお店ひとつひとつはそうじゃないです。

実際にシャッターが次々と増えていく中、ぽつりぽつりと、明かりが灯されていた生き残ったお店たちはどんなものだったかというと・・・

・演歌だけを置いているお店

・海外の知育なおもちゃ(主に木製)を集めたおもちゃ屋

・昔ながらの昭和感あふれるレトロさを貫いている喫茶店

・スイートポテト専門店

・この街の雰囲気に合わせたお店で、なおかつ大正時代から守り続けた秘伝のたれをつかったソースかつ丼

などなど、そう、自分のお店の魅力を貫き通したお店なのです!!

 

ここで、イオンのように品ぞろえを豊富にという感じで、流行に合わせたCDショップにしていたりとか、もっときれいにとお店を改装したりしてしまったらつぶれていたと思います。

 

アクセスが来なくて不安になったとき・・・

お客さんが来なくてライバルが強すぎるとき・・・

 

私もああしなければうまくいかないのではないだろうか?

もっと派手にガンガンやらないといけないのかな?

と思ってしまって、その真似をしたくなること、ありますよね。

 

これがやっかいな感情でして、私も時々思う時があるんです・・・

でも、それをやっても自分の魅力ではないので、むしろますますアクセスが来なくなってしまいます。竹川さんにも、「それは千聖さんの魅力じゃありません。人は人、自分は自分です」と諭されます。

 

この話でわかりやすいのが、またまた宮崎の宮崎駅前です。

自分の魅力を間違えてしまった例

宮崎というと、東国原知事が記憶に残っている方も多いかと思いますが、その知事が広めた、マンゴーだったり地鶏だったりな美味しいもの。昔のイメージで言えば、新婚旅行の聖地だったので海とか、自然なイメージが強いのではないでしょうか。

実際に、宮崎の魅力は、美味しい地元食材、南国な街並みやサーファーの聖地としても知られる良い波が来る海、古事記の舞台など、自然との調和が生み出す世界観です。

そんなふうな魅力を活かして、駅におりたったら、海の中のようだったとか、木のあたたかみを感じる駅や駅まわりの雰囲気だったりな感じで自然を表現していけば世界観が出せたりして良さそうですよね。

 

でも駅前は再開発でどうなったかというと、なんと、渋谷みたいなあのバーンとした、電光掲示板が設置されてしまったのです!!!

なんでこうなった?!という感じがしませんか。

東京に憧れて真似しましたみたいな・・・

 

ショックです・・・・

でも、気持ちも分かるんです。学生時代、まだ宮崎を出たことがなかったとき、私は都会に対する劣等感を持っていました。

田舎者って思われているかも、とか、流行に遅れているとか、そんなことを気にしていました。

 

でも実際に、大学進学をきっかけに関西に住んだ時、言われたのは、

「宮崎弁しゃべらへんの?もったいない」

というような言葉でした。

 

地元では、宮崎弁をしゃべるのがださい、みたいな風潮だったのに、です。

 

そうなのです、宮崎を―――自分をダメだと魅力がないのだと否定していたのは、自分自身だったのです。

そして、宮崎以外の場所に住んでから気が付きました。確かに、閉鎖的な環境だったり、どうかなと思う部分もあったけれど、でも、あの場所はまぎれもなく、あの宮崎だからこそ良かったのだと。

だからこそ、どこにいてもあの場所のことが大好きだったのだと。

 

もちろん、そんなんだからダメなんだよ、と思う人もいます。そういう意見は、大きく感じるのでどうしてもそれに流されがちです。(批判する言葉は賞賛の言葉より記憶に残るのが人間の性質です)

今まだうまくいっていなかったり、イオンみたいなどーんとしたライバルが出てきて、不安な気持ちだったらなおさらですよね。

 

でも、分かってくれる人はいて、そしてわかってくれる人ほど、外に答えを求める――宮崎駅の例でいえば、電光掲示板設置など、ということをやってしまうことで、ああ、違うのに、そこが魅力じゃないのに、もったいない・・・

と残念に思って離れていってしまうのだと。

 

だからこそ、不安になったり、劣等感を持って、ああしなければいけないのかな?と思うことはあっても、でも、自分を良いと言ってくれる人を信じて、そんな人がブログを読んでくださっているのだ、ということを信じて、伝えていくことが大事になります。

現状を変える!ライバルに負けない方法とは

商店街の復活方法は、散歩マーケティングのとき、竹川さんが提案して下さったのはこちら

・それぞれの店の店主が個性を出す、専門でこだわる

・商店街全体で世界観を出す(繁盛していた時、どうなっていたか?を思い出す)

・とびぬけた繁盛店が2、3店舗あって、それにあやかるような形でのやりかた

 

特にブログで自分から活用できるのが、上の2つですね。

個性を出し、専門でこだわり、世界観を出す、ということです。

大企業のような物量勝負のサイトは、1人では作れませんよね。だからこそ、あらゆる商品を置くような感じでブログを作るのではなくて、例えば歌の中でも演歌のみにこだわったように、旅、というテーマでも、群馬にこだわるとか、廃墟にこだわるとか、そういうところで特化します。

 

でも、特化するといっても、テーマがごちゃまぜブログがダメなわけではないですよ。

例えば、廃墟といっても、実際に建物が廃墟だけじゃなくて、廃墟ゲームについても書いてあっていいですし、廃墟を模した雑貨も書いていていいです。

大事なのは、ジャンルではなくて、このブログは、どういうお客さんにどういうビフォーアフターを届けるのか?というところを一貫させて、そしてその中で、統一した世界観を出していく、ということが大事です。

 

広げていく場合は自分の魅力を深めるような形で広げる、というような感じですね。

 

そしてその魅力は、自分では間違えがちなので、自分の好きな人が、あなたのここが好き!と言ってくれたら、それを磨いていく、ということが大事になります。(嫌いな人の言葉は参考にしなくてOKです!)

そこを大事にしていくことで、個性が出てきます。個性というのは派手な、とか奇抜な、とか、有名な、とかじゃなくて大丈夫です。引きこもり、根暗、自信がない、も個性です!!

 

そして、最初はなにも見えなくて大丈夫です。私も、いま活躍しているお客さんも、最初は見えない状態からスタートでした。

なので好きなこと、興味があることをどんどん書いていっていいです!そうしていくうちに、アクセスがあったものとか、読者さんからここが良かったんです!と言って頂けたことを追求していって、というような形で、どんどん世界観が深まっていきます。

 

やっていくうちに見えてきますので、あなたがいま、人生を変えたい!!と思うことがありましたら、ぜひぜひブログを活用して、あなたの夢を叶えていってくださいね。

群馬からお届けの、グンマーケティングでした!

 

その他にも、はにわの里というところにも行きました!!!よみがえる5世紀などまだまだ学びがあったことなど、一緒に行ったメンバーが書いてくれています!!

 

 

お読みいただきまして、ありがとうございました!








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