世界一長続きする国が伝えたかった想い

こんにちは、空飛ぶ引きこもりライター千聖(ちさと)です。

今日は日本の建国記念日ですね。

 

私は昔は、

建国記念日というものについて

あまり真剣に考えていなかったのですが、

 

以前、山籠もり先生・竹川さんから、

 

「日本が建国したときに

初代天皇である神武天皇が宣言した、

『日本の理念』って何か知ってますか」

 

と言われたのですね。

 

 

 

 

え?理念?

そんなものあったんだ、

と初めて知ったのと同時に、

 

逆に知らなかったことに、

愕然としました。

 

 

アメリカとかだと、

自由とか、そういうのが、

理念っぽそうだなあ~というイメージで、

 

実際に調べてみるとそうだったのですが

 

 

でもそういうイメージが、

日本に対してはないな、

 

というのがすごくびっくりして、

いや、日本人なのに知らないってどういうことなんだろう?

 

 

しかも、日本は、

「現存する国の中で」

世界で一番古い国なんですよね。

2600年以上の歴史があります。

 

 

中国とかだと、

4000年の歴史と言われますが

中国は、国が変わっています。

 

文明的なもので言っても、

もっと古くからあるところもありますが

 

ずっと、国が変わることなく、

続いてきた国の中で世界で一番古いのは、日本なのです。

 

 

ということはです、

 

例えば私たちは、今も続く、

老舗の企業だったりとか

お札も渋沢栄一に変わりましたが

 

渋沢栄一の影響を受けて

今もなお続く企業はたくさんある。

 

 

みずほ銀行とか

アサヒビールとか、

帝国ホテルとか

第一三共とか、

 

そういう長く続く会社が

影響を受けた原点の渋沢栄一は

 

いったいどんな考え方をしている人なのか、

どんなことを伝え

生きてきたのか、

そんなことはすごく気になりますよね。

 

 

長続きするということは、

それだけ何かがあったのでは、

 

そういうところに、

自分のお仕事のヒントがあるんじゃないか、って。

 

 

実際に、私もお仕事で悩んだとき、

竹川さんからある本を薦められて

 

それが世界一古い企業、

日本の「金剛組」の考え方が書いた本でした。

 

こちらの本です。

 

 

 

この本から、

原点に立ち返る、初心にかえる。

 

というのを学び、

それを活かしたところ、

 

実際にお仕事を新しい在り方に、

進めることができた、ということがありました。

 

 

なので、老舗だったり、

長続きする企業とかの考え方を私たちは

学びたいと想ったりもしますが

 

 

でも、それの最も、

最古のものが、日本という、

こんなにも、身近にあったのです・・・!

 

 

だから、その国の理念を学ぶことは

めちゃくちゃ大事なのでは?

 

と思ったのです。

 

 

しかも日本人なのに、

理念を知らないって、

 

その会社に勤めているのに

その会社の理念を知らないというくらい問題だなと。

 

 

そして、ああだから、もしかしていま、

日本という国は、

 

どこに向かっていいかわからない、

みたいな感じの風潮になっているのかなあ、

 

というのも感じました。

 

 

どこに向かうというか、

精神的な拠り所というか、

 

本当は、今いる場所に、

誇りを持って立ちたいけれども

 

そんなものないじゃんって思ってるような、

虚無感のようなもの。

 

 

だからこそ、

建国記念の今日に、日本の理念の話を

お伝えしたいなと想ったのです。

 

 

 

じゃあその理念とは、いったいなんなのか。

それが、

 

「八紘為宇(はちこういう)」

 

というものでした。

 

 

これはどういうことか、

 

ネット辞典で調べると、

世界中を統一する、支配する、

みたいな感じで書いてありますが、

 

その真意は、そういうのではなく、

和を以って貴しとなす、

という聖徳太子が言ったような考え方です。

 

 

国中もそうだけれども、

世界中、あらゆるところに、

 

色んな人がいて、色んな考え方を持った人

色んな価値観のひとたちがいる。

 

 

でもそういう人たちも、

争うのではなく、

戦うのではなく、

 

いつも議論して、話し合って、

同調圧力や予定調和ではなく、

 

本音と建前のさらにその奥にある、

 

みんなが本当の本当に魂から、

これでやっていきたい・・・!

ということから湧き出た想いをもって

 

話し合い、よりよい第三案を出し、ともに目指しながら

 

一人一人の違いや魅力を活かしあって

魅力の合体魔法で

より良い世界を作っていく、

和を以ってやっていこうという

 

そういう世界を作っていこう、

というのが建国の理念だったのです。

 

 

 

日本はもともと、

渡来人も多くいて作られた国で、

平安京を作った秦氏とかも、渡来人です。

 

だから色んな国の文化とか考え方とか

ミクスチャーして、

神道に仏教まぜちゃったりとか、

お正月もキリスト教も一緒にやっちゃったりとか

組み合わせて作るのがとてもうまい。

 

 

今でも色んなアイディアを混ぜて

妄想して一緒にしちゃったりとかも

アニメとかでもよく見られますが

 

そういうのの原点が、

八紘為宇だったのですね。

 

 

でもそれを、太平洋戦争あたりの戦争のときは、

世界を統一するんだ、

というふうに、海外にはとられてしまったし

日本人の中にも一部そういう意味合いで使っていた人たちもいたと思います。

 

だから、これは危険思想だ、

ということで、GHQによって

封印されてしまった言葉だったのでした。

 

 

でもその言葉が石碑のような感じで

今でも残っているところがあって

それが、宮崎にある、

平和台というところにあります。

 

石碑というより

小高い塔という感じになっていて、

そこに彫られているのですが、

 

それは実は私が子供時代、

秘密基地を作って遊んでいた場所だったのですが

東京オリンピックの聖火の出発点もそこでした。

 

 

それは、戦後のとき、一度危機があり、

GHQによって壊されようとしていたのですね。

 

ですが、宮崎の人たちが、

それは日本の理念であり、

世界を支配するというような意味じゃない、

 

和を以ってということなんだと、

どうか壊さないでくれ、と命を懸けて守ったそうです。

 

日本は敗戦国なので、反対するのは、

文字通り、命がけで、

殺される危険性すらあった。

 

 

でも日本の精神を守りたいと

立ち上がった人たちがいたんだと

 

その話を竹川さんにしてもらった時に

私はすごく感動して、泣きそうになったのですが

いや、泣いたのですが

 

 

それで、宮崎に住む父にも、

 

八紘為宇って知ってる?

 

と伝えました。

 

すると父は最初、

苦虫をかみつぶしたような表情になり、

 

あれは戦争を推し進めた言葉なんだよ、

宮崎の恥だ、みたいな感じで言いました。

 

 

でもそうじゃない、

本当はこういう意味だったんだよ、

と父に語ったとき、

 

親が亡くなったときでも

決して人前で泣く姿を見せなかった父が、

 

涙ぐんでいるのを、見ました。

 

 

 

ああ、本当は、そうだよねって、

自分の国に、誰しも、

誇りを持ちたいよねって、

 

でも、戦争をした恥の国なんだって

ずっと思っていたら辛かったよなあって。

 

 

そういう側面もあった、

確かにあの時は日本はイケイケになっていた、

そういうところもあったとおもいます。

 

 

でも日本の建国の想いは、

 

和を以って貴しとなす。

 

という、聖徳太子が伝えた十七条憲法の言葉。

 

そこに込められた想いこそが、

日本の建国のことばです。

 

 

未来型の和を以って貴しとなすが目指すもの

そして、私が学ぶ学び舎未来型も、

その山籠もり先生・竹川さんの師匠は聖徳太子なので、

 

未来型の目指す和の世界は、

 

凸凹だったり、不器用だったり、

平均的に生きられなかったり

障害や病気やグレーゾーンと言われ、

生きづらさをかかえていている方々。

 

そういう方々に

自他ともにバツのレッテルを張るのではなく

 

それこそが活かせる魅力であること

ネガティブこそ魅力で

谷の底には泉ありだと、

 

そう思ってそれがむしろ天才性のようなかたちで

発揮できて人に喜ばれるようなかたちにかわっていく。

 

 

そうやって、はみ出るからこそ、

活かしあえるんだと、

 

和の世界になるようなそんな世界を

作っていきたいという理念です。

 

 

そんな想いも含めて、

未来型セミナーの気づきを綴っています。

 

 

 

 

 

いかがでしたか??

 

日本もなかなか捨てたものじゃないなって

そんなふうに少しでも

自分の生まれの原点を、肯定できる方が

増えるといいなと想います。

 

お読みいただきまして、

ありがとうございました。

 

千聖

 

 

 








  5mail
自分にしかできない魔法を探しに



  5mail
  5mail



関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。
  • コメント (0)
  1. この記事へのコメントはありません。

生きづらい人が自分にしかできないことを仕事にする魔法使いになる学び舎

12の月の言の葉が、家に引きこもって ずっとやりたかったことを叶える特別な時を届ける定期便  未来型*夢の降るみち 時…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る