あの大企業が5年くらいで危機に陥るけど絶対に負けない方法とは【散歩マーケティング】

空飛ぶ引きこもりライターの千聖です!

本日は久しぶりのお散歩マーケティングです!!竹川さんと現場を見に行って、マーケティングを考える勉強の散歩回です。

今回の場所は、サラリーマンが多いとある都心の大型レンタル店。外の通りは、忙しそうに歩くサラリーマンで溢れていました。

この店のマーケティングを任されたらどうしますか?

と言われて、入ったのは・・・今回は、有名レンタル店でした。

今回は初めての、大企業マーケティングです。マーケティングは、なんとなくな感覚が大事なので、とりあえずお店の中を物色します。

 

特に変わったところのない、普通のこの大型店です。

 

私が感じたのは、漫画やアニメが充実していたかなあという感じでした。

漫画もアニメも、最新のトレンドを押さえているお店作りでした。

でも、町にはサラリーマンさんが多いから、お客さん層を絞るなら、サラリーマン向けのがもっとあった方がいいのでは?と思ったのです。

 

だけど、チェーン店はそうではないそうです。

個人でのブログ作りでは、たった1人のために作ります。リアルのお店でも、個人店の場合は、例えば本屋は本屋でも、店長の趣味で品ぞろえするとか。ファンタジーが好きなら、とことんファンタジー本専門店にするとか。

自分の趣味満載にしていくことが、今厳しい業界でも生き残る術!

 

でも、チェーン店だったり大企業の場合は、たった1人のためにというよりは、日本人のために・・・という形で展開していることがほとんどなのだそう。しかも、この大型店の場合は、地域密着というよりは、データ管理されたシステムがはじき出すデータによって管理しているとのこと。

 

ただし、このままでは5年先、この大型店は危ないのだと・・・・竹川さんはそう言いました。

5年後!?しかも、この大型店くらいの大企業が・・・・?!?わが耳を疑う千聖。

 

このままの形態で生き残れているのは、今はライバル店がいないから。

もしもAmazonとかが、隣にお店を出した場合は・・・・その時、この大型店は勝てるのだろうか?だから5年先には、この大型店もどうなっているか分からないと、竹川さんは言いました。

ライバル企業にいつか負けるものとは

じゃあ、どうすれば生き残れるようになるのか?

それは、「交流軸」にすることでした。

 

商品やサービスを作るときには、3つの軸があります。

利便性  価格・便利・安い

⇒飛行機、鉄道、100均、マクドナルド

 

・開発軸 高品質・特許 全てのノウハウ詰まっているなど

⇒アーティストに多い、ファーストクラス、モスバーガー

 

交流軸  あなただから買いたい!

⇒サービス系に多い。祇園の料亭など。老舗企業

 

価格軸だと、例えば10000円で売っていたとしたら、9800円の商品が出てきた時点で、負けてしまいます。

さらに下げようとして競争していくと、個人が大企業と価格で競っても勝てないように、いずれ失敗してしまいます。

 

次に開発軸ですが、これは商品を軸とした考え方です。

どこよりも品ぞろえが良いとか、どこよりも味が良いとかです。今回の大型レンタル店はこの「開発軸」でした。お店が広くて、品ぞろえがすごくて、最新のものもバーンとおいていました。

そうです、私が感じた「アニメや漫画の最新のが揃っている」というのは、つまり、トレンドの商品。良い商品を取りそろえている、ということだったのです。

 

でも、これも自分のお店よりも品数が多いお店が出来たら、それだけで負けてしまいます。

さらには、5年後とかになると、もっともっとデジタル配信が増えていって・・・。その時、わざわざ借りに行って返しにいかないといけないこの大型店は、生き残ることができるのか・・・・?!ということだったのです。

 

じゃあ、ライバルに負けない為にはどうすればいいか・・・・??

そうです、交流軸にすればいいのです。

個人であっても、絶対に大企業にも負けない交流軸とは

交流軸は、例えばオーダーメイドとかですね。

その人に合わせたサービスを提供します。だから、利便軸や開発軸と比べると、大変です。でも、オーダーメイドなので、かゆいところに手が届くサービスを提供することができます。

その結果、固定のファンさんによって支えられるので、他にライバルがいようとも関係ないのです。

例えば私は、どんなに有名なアフィリエイターさんが「私のコンサル受けませんか?」と言ってくださったとしても、絶対に受けません・・・。

例え、竹川さんよりもすごいサービスを提供します。値段も安いです。と言われてもです。

 

理由は簡単です。そのアフィリエイターさんは、竹川さんじゃないからです。

 

行きつけの美容院とか。行きつけの居酒屋とかありますよね。

他にも美容院も居酒屋も、星の数ほどあるのに・・・・。それは、その人がそこにいるからとか。その人が作る料理だからいいとか。そういうのがありますよね。

それが、交流軸なのです。だから、この軸を目指せば、大変ではありますが、ライバルに絶対に負けないのです。

 

そのためには、この大型店であればどんなことが交流軸になるのか?

竹川さんから教えて頂いたことをざーっと書きます。

・スタッフそれぞれが好きなものを集めたコーナーを作る(スタッフが想いを持って売れるものを売る)

・手作りのポスターや、POPを作る

・お客さんに聞かれたら、スタッフがばっちり答える(このジャンルはこの人に聞けば間違いない!と思えるようなファンさんを作る)

 

スタッフひとりひとりの魅力(好きなこと)を活かしたお店作りをしていくということですね。

それによって、好きなことなので夢中になって販売したり。工夫したり。その中でお客さんにも紹介できたり。これが交流軸なのでした。

 

ブログで言えば個別の添削サービスとか。

お客さんがこんな記事が読みたい!というご要望があればそれに答えるとか。

お客さんとやりとりすることによっても作っていくことができます。

この大型レンタル店が生き残るためには・・・・?

でもこの大型店の場合は、デジタル配信の波がきたら、交流軸でも押されてしまう恐れがあります。

そこで注目したのが、漫画レンタルです。

漫画もデジタル配信はありますが、電子書籍が出てきても本がなくならないように、紙で読みたい!という需要があります。だから、そこを活かして漫画レンタルはもしかしたら、長続きするかも。ということでした。

そして、漫画を売るなら、絶対に詳しいオタクさんとかを雇うべき!かなり専門特化していきながらやっていくのがいいのではということでした。

 

もともとは、この大型店は書店だったそう。

その時に戻していくのもいいのではないかと、竹川さんは言いました。

大企業すら危うい時代だからこそ、個人で楽しんで生きよう!

でも、現実的には、大企業になればなるほど、交流軸でやっていくことは難しくなっていきます。

交流軸は、オーダーメイド接客なのでマニュアルが作れないので、教えるのが大変です。

しかも会社なので、一枚岩じゃなくて、色んな人がいて。いろんな部署があって。

 

私も、かつては会社の本社で働いていたことがありますが、ファックスの送り方、というような小さなルール1つ変えるだけでも大事でした。

しかもその小さなルールさえ、変えて失敗したら、自分のせいです。怒られます。明らかにおかしいと思うけれど・・・・それならもう、めんどくさいので当たり障りないように仕事したいなあ~と思っていました。

 

よほどその会社が好きなら上り詰めて頑張ればいいと思うけれど。

そこまでの想いがないのなら、ブログで独立して、自分で交流軸の方が絶対にいいですよね。あのめんどくさい部署内の調整とか、仕事の押し付け合いみたいなのに心をすり減らしてても何も楽しくない!!

しかもいざとなったら、会社はリストラを始めるのです・・・・・。

 

ブログは、自分1人で作れるもの。世界観も自分とお客さんで作っていける。

お客さんが、こんなふうにして欲しいです、とご意見くださったらその通りにすぐにできる。誰の制約も受けなくてすむ。

だから、私たち個人は、交流軸で大企業が出来ないところを、お客さんのためにやっていく!

 

そうすると、老舗みたいに、長続きできるビジネスができるというお話でした。

 

この大型店レベルの大企業もこれからどうなっていくか分からない時代・・・・。

でも、そんな社会に悲観しなくても大丈夫です!自分でお金を身に着けていくスキルを磨いていきましょう~!

 

お読みいただきまして、ありがとうございました!

⇒交流軸なブログの作り方についてさらに、詳しく知りたい方はこちらへ!

 

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