夢を諦めて生きた先にあったもの

空飛ぶ引きこもりライター千聖(ちさと)です。

引きこもり、内気、自信がないひとが、夢を叶える道標の物語を書く小説家をしています。

 

かつて私は、夢を諦めて生きていました。

 

小説家を諦めていきていた。

京都の家にこもって、執筆生活、という暮らしを夢見ていました。

 

縁側で風を感じながら、カランと音を立てる緑茶と水菓子とともに、綴る引きこもり生活・・・

 

まるで文豪のような生き方・・・憧れます・・・・

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でもそれをやっている自分を想像してみても、思い浮かぶのはどう考えても、おばあちゃんになった自分・・・

それで食べて行けるとは思えないから、老後の楽しみというしかありませんでした。

 

だけど、老後になるまであと何十年なのかな・・・?それまでずっと、この生き方を、続けていくの??

 

それまでずっと、これが普通だから、と自分に言い聞かせながら、暮らしていく・・・。

1日8時間労働で、週5日。

休みの日よりも働いている時間の方が長いです。

1日のほとんどを費やして人生の大半が仕事なのに、老後まで本当にやりたいと思う生き方を、我慢し続けるのか・・・

 

しかも最近は年金が出ないので、60歳だった定年も、65、70と徐々に伸びてきている。

人生100年時代だと、80歳まで働いて、80歳からが老後というような感じになってくるのではないだろうか・・・

 

そうなると、今でも何十年もあるのに、さらにプラス20年・・・

 

途方もなく先の楽しみすぎて、人生に希望を見い出せなくて、やる気だったり、生きがいを感じられなくなっていく・・・

そのうち、私の父みたいに、とりあえず安定した会社に勤めていればいいんだよ。好きなことなんてして何になる・・・?やめとけ!

と言い始め、妻に逃げられるような・・・

 

鬼滅の刃の煉獄さんの飲んだくれ親父になるような・・・そういう未来しか見えませんんでした。

 

だから、宝くじでも当たったらいいのに・・・と思いながら、毎日の虚無感やモヤモヤから飲み歩き、貯金が毎月数十円というような状況になっていき・・・・と余計お金が無くなり・・・

 

けっきょく老後も年金だけでは生活できず、違和感やもやもやのある生き方を続けて、ずっとやれる日がこないまま、一生を終えてしまう・・・というような負のスパイラルです。

 

ひたすら誰にでもできる地道なコツコツを繰り返した投資方法で、世界一の投資家になったウォーレン・バフェットは、こういいます。

「今はみじめだけど、これから10年間は素晴らしいものになる」

などと考えて行動してはいけません。

あるいは、「今はこれだけしか稼げないけど将来はこの10倍稼げる」などと考えて行動してもいけません。

 

今、楽しめないものを今後10年間に楽しむことが出来るでしょうか?

たぶん、それは無理でしょう。

今、好きなことをやりなさい。

ウォーレン・バフェット

 

そうなんです、今を耐え続ければ素晴らしい未来、やりたいことができる未来が待っているわけでは、なかったんです。

なぜなら、未来とは、今の積み重ねだから・・・・。

 

例えば老後に歩いてのんびり散歩するような旅がしたいとなったとしても、若い時に毎日散歩をする習慣がなければ、足腰は衰えてしまっています。

それで実際に、私の知り合いの方も、年老いてから旅をしようと思ったけど、身体の節々がいたくて・・・若くていいわよね、と言っています。

 

でも逆に、若いころから旅をして歩く習慣をつけていれば、体力もあります。

実際にずっと畑仕事を続けていた曾祖母は、認知症になってからも、ずっと元気に歩くことができていました。

 

日本のシステムとしては、今を耐え忍べば、老後はのんびりひなたぼっこのような生活ができるような気がしていました。

ですが、今を耐え忍ぶことによって積み重ねた未来にあるのは、同じようにどころか、さらに耐え忍ぶ生活でした。

 

私の祖母はものすごい厳しい倹約を自分に課しました。

若いころに他の奥様方が素敵な服を着ているのを横目に見ながら、自分はとても質素な格好をし、子供2人を育てあげました。

 

私立の大学にまで行かせたうえで、持ち家がある生活。その老後の貯金額は驚くべきことに、生涯年収の3分の1だったのです・・・!3分の1・・・!33%の貯金額です・・・!

子供がいて33%も貯金できませんよね・・・!

 

そのくらいの金額があれば、のんびりした心穏やかな暮らしをしていただろうと思いますよね。

 

ですが、その厳しい質素倹約、安定志向の考え方は、私の母と母の姉にあたる2人の子どもたちを追い詰めていき・・・

母や母の姉は、宗教に走り、親(私の祖父母)をにくむようになってしまい、うそをついて、祖父母からお金をゆすりとるようになってしまいました。

 

晩年にはもう貯金は底をついてしまっていました。

 

私の母も、今も行方不明です。

最後に会ったときの母の目は、どこか焦点が定まらず、でも身なりはどこかしらのブランドもので固めているということに、ものすごい違和感をもったのを覚えています。

祖母は心労で倒れてしまい、祖父も認知症になって祖母の後を追いました。お葬式に最後まで母の姿はありませんでした。

 

私は、我慢を積み重ねた先には、さらに過酷な我慢を強いられる道しかないのだと、身をもって体験しました。

だから、今を耐えていけば、幸せになれるのはまやかしでしかないし、残りの人生で今が一番若いこの瞬間から、自分自身を労い、大事にして、本当にやりたかったことをはじめていく道を、選んでいく方がいい・・・。

 

その方が、自分自身はもちろんのこと、周りの人も幸せにしていくことができると、声を大にしてお伝えしたいです。

私にとっても、祖母にも母にも、笑って生きてくれた方が、ずっとずっと、幸せだったから。

 

そして、そういう未来に行かないように・・・、警告を鳴らしている、それが今、あなたの中にある、虚無感や焦りや不安の声なんじゃないかなと思います。

 

そうは言っても、自分のやりたいことが、お仕事になる道筋が見えなかったり、そういうのは誰も求めてないよ、できないよ・・・

となっていったりするかと想います。

 

だからこそ私がお伝えしたいのは、

「ブログとノートに日記を綴ることで」

やりたかったことをお金に・お仕事にしていく という道です。

 

ブログとノートに日記を綴る・・・?

そんなことで、お仕事になっていくの・・・?

 

老後の楽しみにするしかないのは、文章で生きていきたかったけれど、文才があるわけでもない、小説家として出版社で賞をもらうわけでもなく、作家として食べていける道筋が見えなかったからでした。

 

でもそれが本当はできるのだとしたら・・・?

 

今すぐ作家生活をはじめられるとしたら・・・

部屋の一角の三畳間に、小さなローテーブルと本棚と、一輪挿しを買って、ミニ書斎を作りたくなるかもしれないですね。

窓の外の小さな荒れ放題の庭を手入れして、チーズケーキを作り、紅茶を淹れて、おうち庭カフェを作って、そこでのんびり文章を書き始めたくなるかもしれません。

 

あるいはノートとペンとちょっとの着替えを詰め込んで、ずっと行ってみたかった旅館にふらりと出かけて、作家のような執筆缶詰時間を作ってしまうかもしれません。

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なんだか、わくわくしてきませんか・・!

今すぐできるというのであれば、こんなにもアイディアがあふれて、あなたをドキドキワクワクさせる・・・・。

 

それがあなたの本心、本当の気持ちですね。

それやりましょうです!

 

 

それでは、この秘密の世界をさらに覗いてみましょう・・・

 

 








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