茨城鹿島神宮からのおみくじの学び【お散歩マーケティング】
千聖です!久しぶりのお散歩マーケティング日記です。
鹿島神宮に行ってきました。
茨城にある鹿島神宮、ご存知ですか??
紀元前660年が創建とされるほど、東の方で最も古い神社のひとつに数えられる神社で、雷の神さまがまつられています。
力強さ、勢いのある神さまなので、何か挑戦したいことがあるけれど、一歩踏み出せない、その勇気が欲しいというときに、お参りするといいと言われています。
厳しいおみくじのメッセージで後押ししてくれます。
そんな鹿島神宮に、未来型の古参メンバーのひとり、茨城出身の動物大好きな探検家タガメのリョウさんが、案内してくださっての茨城鹿島神宮ツアーでした。
そこでの気づきは、こんな気づきでした…
おみくじからのメッセージ
そこで、おみくじを引いてみました・・!
出てきたのは、吉・・・!
「こちらが正義である為に人が自分になづいて来た状態である。こちらも人を愛する心さへあれば何時迄も此の幸運を続ける事が出来る」
ですが、この時の運勢がどうだったかというよりも、ここで大事なのは、その時に引いてメッセージを読んだ自分が、何を思い浮かべたかです。
このおみくじを引く前にどんなことを聴きたいかを明確にしておいて、引いてみて、何が思い当たるところだったのか、というのを考えてみると、わかりやすいです。
ただし、このお仕事はうまくいきますか?みたいな未来を占うというよりも、仕事を良い方向にするには?など、行動のアドバイスにするといいですよ。
それに対して自分はどうしたいかを考えると、自分がどういう行動をしていきたいのか、というのが見えてくるので、おみくじをすごくいい方向性に活かせます。
私の場合は、尋ねてみたのは、お仕事です。
未来型のお仕事、お客さんに良い風が吹いていくためにお伝えしていくといいこと、というようなアドバイスを聴きました。
その視点から見ると千聖が感じた解釈は、
正義 → 好きなことを仕事にすること
それをコツコツされてきたお客さんは、すごくいい風に乗っている状態なので、
人を愛する心さへあれば、これからもますます、上昇気流に乗っていくから、愛するこころを大事にすることを伝えていけ、
じゃあ愛するこころとは何か…
それは、好きなことに対する想いを貫き相手に伝えることだと解釈しました。
時に、自分が大切なものほど
距離を置いてしまいたくなったり、
本当に好きだからこそ、投げやりにしたり捨ててしまいたくなることはありませんか。
私にも、ありました。
文章を書くことが本当に好きなのに、
だけど、この文章を誰かに読んでもらうのが怖くなる時があった。
批判されたらどうしよう。
役に立てないと言われたらどうしよう。
誰かを傷つけたらどうしよう。
それだったら、いっそのこと、書かない方がいいんじゃないか、と。
人間関係とかもそうです。
好きだからこそ、嫌われたかもしれないと思ったなら、自分から距離を置き、避けて生きてきた時期がありました。
好きな人に、どんどん嫌われていくのを目の当たりにするくらいなら、傷が浅いうちに離れていこう、と思ってしまったのですね。
傷つきたくなかったのです。
リョウさんもそんな時があったことを、赤裸々に伝えてくださっています。
リョウさんは今、社会人になってもバスケを続けていて、そのバスケの時からの興味での筋トレというようなところも含めて伝えていかれたことで、ブログで好きな事でお金をいただけるようになりました。
そういうふうに、好きだからこそ、うまくできなかったらどうしよう。
ダメ出しされたらどうしよう。
いつまでも夢のままでいたほうが、「夢を追いかけたい」と言い続けたままでいられる、夢を見続けたままでいられるから、幸せなんじゃないか・・・
そんな気持ちも、時に出てくるけれど。
でもそんな感情が出るということは、本当は本当にそれを大切にしたい気持ちがあるからこそ。
興味がなかったら、うまくいかなかったらどうしようという以前に、やろうとも考えることもなく過ぎていく。
だからこそ、投げやりになるな、捨てることは本心じゃないから、その、本当は、好きなことを貫いていきたいという本心を大事に進んで行こう。
自分自身が貫いて生き続けることで見えてくる
その本当のやりがいや楽しさ、夢を叶える未来がその先にあることを、伝えていけ。
そう、言われている感覚でした。
そしてそれを裏付けるように・・・3つの人気店からの学び
そのあと、3つの人気のお店にマーケティング勉強に行ったのですが、
3つともに共通していたことは、
自分の軸を決して見失わず、その軸を磨きあげている姿でした。
ひとつめは、鹿島神宮の湧水を使った、
湧水茶屋。
全ての喫茶メニューに湧水が使われていました。
ふたつめは、深草農園のカフェ。
甘くないいちごなのに大人気の農園が経営しているカフェで、
全てのメニューが、農園直送、自然の味を大事に、というこだわりで作られていました。
みっつめは、ここは予約しないと行けない、
知る人ぞ知るな人気の定食居酒屋さんなのですが、全てのメニューがとにかく量が半端じゃない!
リョウさんが笑いながら言っていた言葉がまさしくで
「サラダとか船みたいな量ですよね」
ほんとに、船みたいなんですよ!
4人で食べてもサラダだけでも、なかなかお腹にきます。
唐揚げも3個分かなというくらいの大きさで、なのですが、これがもうめちゃくちゃおいしい!!!
多い料理は味も大味というイメージだったのですが、(実際に学生の頃はそういうお店ばかり行ってました…!)そのイメージを見事に覆してくれました。
予想を覆す量と味。
全メニューそれを徹底していました。
そんなふうに、
どれも、その自分自身の軸を知り尽くし、
それを極めてお客さんに届けているお店たちが、人気店になっていました。
自分の軸というのは、時に、簡単に見失いやすいものでもあります。
たとえば、甘くないいちごを売りにするのも、世間が甘いいちごで騒がれて糖度がどれくらいかということを気にする中なら・・・
もしその時経営がうまくいっていなかったら
やっぱり、甘いいちごを作った方がいいんじゃないの?
というような意見が出てきますよね。
甘くないいちごなんて誰も求めてないよ、と。
甘くないいちごを作るとか言ってるから、経営が悪化したんじゃないの?
と。
大塚家具を当時の社長の娘さんが引き継いだとき、
大塚家具のオートクチュールなところもありつつ中流層のお客さんに、という軸を壊してしまい
日本には中流層が少なくなっているから、
安くていいものを、というのでニトリの真似をしてしまい、
結果、ヤマダ電機に買収されてしまいました。
竹川さんが好きだったスパゲティ屋さんも潰れてしまったのは、箸で食べる和風のスパゲティ屋さんが良かったのに、和風の世界観を壊す電光掲示板をバーンとつけてしまったからでした。
でも、経営がうまくいってないときに、このお店は味がいいのにお客さんが来ないのは目立たないからですよ!
電光掲示板で目立ってこんなふうに経営改善したお店の事例はこんな感じ
みたいな営業がきたら、
うっ、そうかも……
うちも電光掲示板だ!!
という感じになりがちですよね。
しかもこのスパゲティ屋さん、何が面白いかって竹川さんが通っていた理由がスパゲティが美味しいからじゃなくて、
おやじがてきとうに作るコーヒーがなぜがいままで飲んだ中で一番美味しいからみたいな理由でした。
お客さんが何を求めているかというのはほんとうに自分の予想とは全然違うところのことも多々ありました。
まさかてきとうに淹れた珈琲がいいなんて言われたらびっくりですよね。
なので、自分ではこんなもの・・・と思っていても、それをすごくいいものだったり、それだからこそいい、と感じてくださる方が、いらっしゃいます。
だからこそ、自分自身の軸、魅力を知りそれを深め続けていくことが大切で
そして深めていくと・・・
深草農園の甘くないいちごは、高級ホテルに卸しているそうです。
甘くないいちごだから出せる、自然で上品な甘さが高級ホテルに合ったのかもしれないですね。
それとか、いちごラーメンを作ったりもしていました。甘くないからこそ、野菜のようにラーメンに合わせられるのです。
こういうカオスな面白い目を引くメニューもできる。
湧水茶屋も、湧水で作った高級食パンを作っていたりして、高級食パンは最近ブーム過ぎているけれど湧水でというのは珍しいですね!
という感じになっていたりしました。
そしてじゃあ軸ってどこにあるの?というのが、
誰かにわらわれたり
否定されたり
バカにされることがあったとしても
それでもどうしても捨てられない、
毎回どうしても、これをやってみたい・・・そんな気持ちに、立ち戻ってしまう。
そんな部分が、軸になっていきます。
この湧水がほんとうに好きだから。この甘くないいちご、本来の自然の甘さを味わってもらいたいから。やっぱり量で圧倒してお客さんに笑ってもらいたいよね!!と
好きなことを、時に、本当に好きだからこそ、投げやりになったりする気持ちも出てくることがあっても
それでもその好きを貫き
その気持ちを一生懸命伝えて行った先にこそ、
夢を叶えていく未来、本当のやりがいで幸せになっていく未来があるから。
だから、やっていこう。
そんなメッセージをいただいた、鹿島神宮マーケティングの旅でした。
お読みいただきまして、ありがとうございました・・・!
自分にしかできない魔法を探しに
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