2018年の終わりに考えること・・・
空飛ぶ引きこもりライター、千聖(ちさと)です!
いつもお読みいただきまして、ありがとうございます。
気付いたら師走ももう残りあとわずかですね・・・・名前の通り過ぎるのが早い12月です。
この前まで常夏の島フィリピンに行っていたせいか時差でなく時季ボケみたいになっていてぜんぜん年末という気分ではないですが・・・
でも外を歩くと、身を切るような冷たい風や少しちらつく雪のような雨で、もう年末なのだ、と思い出されました。
そんな中を、先日コンサルのため京都まで来てくださった私の先生・竹川さんと歩いていたら、なんと、約4年前に退職届をつきつけた会社の介護施設に、偶然行き当たりました・・・(私が働いていたのは新宿ですが、全国に施設があるのです)
そのあと家に帰って、さらにネットでその会社の広告が出ているのも目の当たりにして・・・
当時の気持ちを忘れるな、ということかな、と思いました。
2014年の年末は・・・
2014年の年末、私は会社を辞めるかどうかで悩んでいました。
あの頃の私の望みは、
家に引きこもって誰にも会わない。
ということでした。
上司からの
「あなたの代わりはいくらでもいるのよ。」という発言や
私に聞こえるお局の陰口、
社長の怒号と
疲れ果てて鬱のようになり仕事に来なくなる主任(複数人)
ストレスのせいか10円ハゲが出来てしまった女性先輩・・・
そういうのを見ているうちに、もう、人と会いたくない。
誰とも会わずに生きていきたい。
そうすればイヤなものを見たり、聞いたり、感じたりせずに生きられるから・・・と思っていました。
そういう理由もあり、私は誰とも会わない、関わらずにすむ、と思った家でのブログを始めたのでした。
それから4年・・・
2015年の年始に退職届を出し、2016、2017、2018となった4年後の今現在。
たくさんの素敵なお客さんと出会う中で私の望みは変わりました。
「好きなことを仕事にする人がたくさんたくさん増えていき、好きなことを仕事にする方が常識になること!
そのためにそれを広げていくお手伝いをすること」
きっと4年前の私が見たら、
偽善者だ!!
と思うと思います笑
でも、これは私のためでもあるんです。
なぜなら私は侘び寂びの感覚を持つ四季折々美しい日本で、ずっと暮らしていきたいからです。
頑張って働いても給料が増えない仕組み
このままだと、日本は少子高齢化や給料が下がりながらも税金が増えるなどで悪くなっていく一方です。
サービス残業ってほんとに経済活動的に良くなくて・・・
例えば、時給1000円だとして残業が1日2時間あれば2000円ですよね。それが週5日なら1万円。
その1万円があれば
・近くのカフェに行ってのんびりするかも
・美味しいケーキでも買って帰るかも
・雑貨屋さんに行ってニヤニヤするかも
・居酒屋さんに行って美味しい肴でお酒をかも(いやこれはお金がなくてもか)
ですよね。
そのカフェ屋さんがもしさびれていたら・・・来てくださるだけでも、もしかしたら潰れないかもしれない。
さらにカフェ屋さんがしっかり収益を出していれば仕入れ先も潤って巡り巡って酪農家さんも収益になったり。そうしたらそれをまた使って経済を回していったり・・・
そうなんです、会社員での働き方は、労働で対価を得ていますよね。
だから本来はその労働分ちゃんと、お金が発生するはずなんです。
お金が発生すれば、物を買うことでまた経済を回していける。
その循環で私たちは、生活しているのですね。
でもその1万円がなかったことになる。
つまり、労働時間だけ、消えてなくなってしまってそこには何も生まれない・・・
正確にはその働いた分で生まれた商品などがありますが・・・でもそれも、会社が、その商品に見合わない破格値で仕事を請け負っていたりしたら、その貴重な労働がなかったことになるくらいのお金にしかならなかったりします。
ただでさえ働く人数が減っているのにサービス残業なんかさせられたら、ますます、人口減を助長するようなもの・・・と思っています。
だからみんな一生懸命働いていても国の財源も赤字だし会社も潰れかけるし社員もお金がない・・・
もちろん、私腹を肥やし溜め込んでいるタヌキさんもたくさんいると思います。
でもサービス残業も、同じくらいお金の循環を悪くすることになってしまっています。
もちろんそれは、社員さんのせいではなく会社の問題ですが、なのでこのままだと、日本はどうなるのか・・・
私はこの国で住み続けたいです。
例えそれが台風とか火山とか地震とか、世界でも災害に関してはトップクラスに危ない国だとしても
それでも私はこの国が好きです。
災害に遭っても、みんなで協力して立ち上がることができる本当は心優しく強い人たちがたくさんたくさん、いるこの国が、私は好きです。
だからこそ、悪循環を止めたい!その解決策は?
その悪循環を止めるために、いったいどうすればいいのか・・・
その答えは、
1人1人が、好きなことを仕事にすること!
それが私は解決策だと思っています。
そうすれば、それぞれがいくらで、どのくらい、そしてどこで働くかは自分で好きに決められます。
そうすることでサービス残業という概念もなくなり、働きながら好きなカフェでお金を使ったりとかそういう働き方もできたり・・・。
何より好きなことなので、もっと毎日を活き活きして生きられるので、ストレスとかも少なくなって、病気とかも減ったりとか、健康寿命も長くなったりとかで医療費も少なくなったりとかですね。
また、それぞれが好きな場所で仕事をするということは、子育てもしやすくなるということでもあります。
保育園に入れるか入れないかで悩んで、本当はやりたい仕事ができないから、子供を産むのを諦めるとか。逆にもっと子供を産みたいけれども仕事とかの兼ね合いを考えると、体力も持たなくて疲れてもう無理かもと思ったりもありますが、そういうのもなくなります。
あと旦那さんも在宅だったら、2人で子育て出来るようにもなるので、もっともっと子育てしやすい環境にもなります。
そうすれば人口減少にも歯止めをかけられます。
子育てにお金がかかるから子供を産めない・・・というのも理由のひとつだけれども、よくよく突き詰めてみれば、お金の問題が一番じゃないと思うのです。
実際にお金がなくても、昔の人は子供をたくさん産んでいたわけですし・・・・私の曾祖母も、7人くらい子供がいました。
じゃあ何が原因なんだろう?
と考えた時に、色んなストレスにさらされる現代の中で、子育てをしたとして・・・はたして子供を幸せに出来るのだろうか??
自分がこんなに心に余裕がないのに、一晩中泣き続ける赤ちゃん、その子供を抱えながら、次の日朝早く仕事に行かなければいけない・・・そんな状況で子供に当たったりしないのだろうか??
そういった不安もかなり大きいのではないかな、と思うのです。
なので、幼児教育無償化しても、あんまり人口減少を止められないのでは?と個人的に思っています。
それよりも保育士の給料を上げた方が、保育士も増えて待機児童問題も緩和されてお金の循環ができるので、経済活動的にはいいのでは・・・と思ったりします。
そもそも私も保育士と同じ福祉である介護の業界にいて、なぜ介護の離職が多いのか?というところを目の当たりにしたのですが、仕事がきついからはありますが、でも仕事が好きな人も、実は多かったのです。
私もそうでした。
ただ、給料が安すぎます・・・給料が安いのでこのままでは、結婚できない、と言って辞めていく人もいらっしゃったりとか、お客さんに寄り添って頑張れば頑張るほどサービス残業になってしまう仕組みとか・・・
例えばマッキンゼー・アンド・カンパニーは、年収が20代で1000万行くと言われている会社ですが、それは超絶激務なのですね。でもそれでも、入社する人はあとを絶ちません。
つまり、給料が高ければある程度納得できるところもあるのですね。
さすがに1000万を平均にするのは色々難しいですが、そこまでじゃなくても、せめて普通に安心して結婚できるくらいの給料が欲しい・・・そう思うのは年齢があがっていけばいくほど、思うところだと思います。
でもそれはできない・・・・だから良い人ほど辞めていかざるを得ないところがあるのでそれも悪循環だなあと。
だからこそ、給料を上げていく仕組みを作ることが必要であって、それは会社それぞれに、その会社独自のマーケティング力を磨いていくことが必要です。
だけれどもそれが出来るのは社長クラスであり、そこまで上り詰めないとどうにもできませんでした。実際に私も前に働いていた会社で、会社のナンバー2をもってしても、やりたいことを通すことすらできない現状を見ました・・・・。
さらに政治はもっとどうにもできませんよね。
政治家になったとしても、総理大臣を目指さないと無理だったりとかですね・・・総理大臣になったとしても、それぞれの国の思惑があり、しがらみがあり、動けないとかもあるんじゃないかな、と。
めんどくさいですね・・・・
だからこそ、1人1人が好きなことを仕事にすることを目指していくこと・・・それが大きな力に繋がっていくと思っています。
さらに感じる、好きなことを仕事にしたメリット
あと、会社を辞めて、自分自身がお金を頂くようになってみて思ったことですが、自分が頂いているお金なので、そのお金はすごく有難いものだけれども、それと同時に、頂いた、という気持ちのものなので、またお返しする!
という気持ちにもなるのですね。
だから時にはブログのお客さんからこれいいなあ~!と思ったら商品をご購入させて頂くときもあったり(お世辞では買いません、お世辞もサービス残業と同じ考え方だと思っています)
通りすがりのブログでも、このブログ有難いなあと思ったらそのアフィリエイトリンクから購入することにしたりとか
会社で働いている時はこんなに我慢して苦労してこんだけなのか・・・
という気持ちだったので、お金に対してすごく執着する気持ちがありました。
このお金は私だけのもの!!みたいなそんな感じの時もありました・・
あの時は本当に心に余裕がありませんでした。
ストレスばかりだったのでヤケ酒ややけ食いみたいな本当はやりたくないけれどしてしまうような浪費的なこともたくさんで・・・
毎月貯金残高が3桁、ひどい時には、2桁にまでなりました・・・
連休も年末年始で一番価格が高騰している時のみなので実家宮崎に帰る時も飛行機代往復5万とかです。(取り方に失敗すると片道5万になります)
そのお金が払えなくて、クレジットカードでリボ払いにしたこともありました。
あの頃はかなりお金に執着していたけれど、使い方としては軽かった気がします。
お金を大事に思えませんでした。
会社に搾取されているみたいな汚いもののようでした。
でも今は、そのお金はお客さん、読者さんから頂いたもので私のものではないです。
私はそのお金を預けて頂いているだけなので、お客さんがその投資されたお金以上にさらに収益を出して頂けるような伝え方を磨く、勉強するために本を買ったり、日々のことも学びにして伝えよう!!
と考えたりとか
この時間で良い記事を書くぞーー!!
とか、
大事に使う、という感覚になりました。
それは不自由なものではなく、例えば親に旅行をプレゼントするとか兄弟の誕生日に、喜ぶ顔を想像しながら買い物するとか・・・
そういうような気持ちが、普段の生活の中に色のようにあふれるようになりました。
そうすると、驚くほど、心に余裕が出来たのです。
道端にどんな花が咲いているかを気にかけられたり
散歩して、雨の中に雪が混ざるのを見て静かな風の音に耳を澄ませたり
素晴らしいアニメに出会って神すぎる!と叫んだり(怪)
人との関わり方も純粋に相手の幸せを喜べたり、心配できたり
自分には何もないからこんなにしてもらって悪いなではなくて本当に有難いと素直にお礼を言えたり
こんなふうに今度はお返ししようかなと考えることができたり
お金のことを悪く考えなくてすむ生活って本当に豊かなんだなあと思ったのでした。
犠牲にならないと誰かが幸せになれない生活はもう終わり!
だからこそ、好きなことをやっていいのだと
好きなことをすることが我慢が足りないとか
夢を見ていていつまでそんなことを
好きを仕事になんて子供じゃあるまいし
もっと会社のために尽くせ!
という感じが今の世間の風潮ですが
でも実は、「仕事は我慢の対価」のような、やらされる我慢を強いることこそが一番、会社も社会も悪くしているのだと、今は思います。
だからこそ、自分が望む道を、好きなことを、思い切って選んでいっていい!!と私は思います。
傲慢だっていい、
我儘だっていい、
誰が何と言おうと、自分がやりたいことは何なのか、
そのことにまず、自分自身が自分自身に対して正直で在って、それに向かって進んでいくこと・・・・。
その結果、身近に居る人もさらに幸せになっていける。
自分が幸せになって、楽しく生きて、おすそわけが出来るくらいになっていけばいい。
自分が我慢して、耐えて、口をつぐんで生きるのは、自分の心を削り、自分の幸せを削るものだけど、自分が幸せを生み出し、それをおすそわけしたら、相手も幸せになるし、自分は勝手に幸せなので、むしろ幸せは増えていきます。
今の会社や社会は、真面目で素敵な人がサービス残業などで犠牲にならなければ、誰かの幸せを生みだせない仕組みになっているけれど、それはもっと違う形になれる!と思っています。
みんながそれぞれ、好きなことをやって、お金を生み出せるようになったなら、不思議なことに、幸せは減らないのです!
もちろん、何をやっても、落ち込むことも、悩むこともあります。
何をするにも、悩みは一生なくならない。
今、すごくやりたかった仕事をさせて頂いている私も、スランプになって、あーもうめんどくさい!!!と思うこともあります。
だけど、そのめんどくささも含めて、幸せなことの一部であると思えるから、幸せは増やしていけます。
だから我慢したり、犠牲になろうとするのではなく、自分はどうしたいかを、いつも考えて、それを叶えるために真面目にコツコツする、という方向に進むのがいいのかなと思っています。
そんなことを色々と考えた年末でした。
たぶんもうこれが今年最後の更新となると思います。
1年間、ブログをお読みいただきまして、ありがとうございました。
2019年が、あなたにとって幸せでいっぱいの1年になりますように。良いお年をお迎えくださいませ。
⇒この件に関して、自分には何もない・・・と思っていたところから1万6千PV爆発まで経験したおせっかいオカンが、ブログで成果を出すには〇〇〇を知ることというお話を伝えてくれています。
自分にしかできない魔法を探しに
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