「あなたの代わりはいくらでもいる」と言ってくれてありがとう

空飛ぶ引きこもり小説家、千聖(ちさと)です。
今日は少し、過去を思い出しての日記です。
10年前、私は、上司に「あなたの代わりはいくらでもいる」と言われて、会社を辞める決断をしました。
そのときは、ずいぶん酷いことを言うなと思っていて、こんな会社もうやめてやる!みたいな感じだったのですが
でも、最近ふと、あれは上司の最高のエールだったな、と感じました。
私はそのとき、もう正直会社が合わずやめたいとずっと思っていたけれど、自分が辞めると、仕事がまわらない、ということを気にしていました。
だからもし、あの時の上司の言葉が、
あなたが必要だから、
あなたしかいない
だったのだとしたら、私は辞める決断をすることが、できただろうか・・・?
と思ったのです。
悪役に見えるようなそんな言葉は・・・もしかしたら、
「あなたの代わりはいくらでもいる」
だから、好きに生きろ
縛られずに生きろ。
そんな想いが込められていたのかもしれない・・・と。
それで、好きに生きた結果、この会社で頑張ることを望むのなら、頑張ればいい。
でも、他にやりたいことがあるのならば、会社や周りを気にすることなく、そっちに行きなさい。
そんな言葉だったのではないか、と
そう想ったら、涙があふれてきました。
私はその言葉をきっかけに、自分がどうありたいかを考えることができ、好きなことを仕事にしよう。本当にやりたかった、文章を書いて生きる生き方にしていこう。
そう決断し、竹川さんと出会い、今にいたります。
いままでも、あの時上司がああいってくれたから、と思っていたけれども、辛辣な言葉だった、という認識はずっとあって、だけれども、厳しいひとことだけれども、あれこそ、未来型が大事にしている、魂のライティングというような感じだったな、と。
人生の分岐点になる言葉は、ときに悪役。
いつも、いい言葉ばかりだけが、いいことになるわけじゃない。
きっと、苦しかったりつらかったり哀しかったり
そんなふうに想える言葉もきっとまた、やりたかった未来に繋がる。
ふと思った気づきより・・・でした。
いつもお読みいただきまして、ありがとうございます。
千聖

1冊の小説と3つの書籍が導く好きなことを仕事にする道標

家に引きこもって好きを仕事する暮らしのはじめかた
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