雑草にご飯を食べさせてもらう

空飛ぶ引きこもり小説家、千聖(ちさと)です。

 

昨日は庭の仕事に引きこもっていました。

→庭の仕事に引きこもっている話

 

庭仕事のなかで、

草引きという仕事があります。

草刈り機では刈ることができない場所の雑草を、手でひとつひとつ、抜いていく仕事です。

 

個人的にはこの作業めちゃくちゃ好き…

木の剪定よりも好きかも笑

 

細かいところに、生えている雑草たちを、残す植物を間違って抜かないようにしながら、無心で抜いていく。

ものすごく細かい草たちがあちこちにあるので、とても地道な作業だし、庭仕事の中では単価が安い仕事のようですが、

 

でもこれで細かく抜いていって最後、庭を振り返ったときに…

 

ものすごく綺麗になっている様が、とてもたまらない…

 

好きすぎる。

細かいところにこだわる自分のキャラが、ふふーん、と、ドヤ顔で満足しているのを感じます。

 

このキャラは時々完璧主義となって頑固になり暴走するのですが、こういうところで活躍してくれるのは頼もしく思っています。

 

 

でも、夏とかは、

毎月定期的に

草を引きにいっても、際限なく生えてきます。

 

だから、やってもやっても終わらない感も時々あるけれど、

 

でもよくよく考えると、私はその日、この仕事でお金をいただいている。

 

つまり、この雑草たちが、私にお金をくれているということです。

 

庭師さんが書いた本に、

「庭師は、植物にご飯を食べさせてもらっている」

 

と書いていた一文があって、それがすごく心に残っています。

 

植物に、空気をもらって生かされていきながら、なおかつ庭仕事は、その植物からお金までいただいている。

 

なんていうか、感慨深く有難いなぁと想います。

もちろん私にとっては、文章で届けたことがお役に立ててお仕事にさせていただけることが、一番感慨深く有難いことです。

 

そしてそれを考えると、冷たい雨の中、カフェにたどりつき、あたたかい珈琲を飲んだひとくちめの、ほっとしたときのような、とても穏やかで豊かな気持ちになれる。

 

そんなふうに、これでご飯を食べられたら、感慨深く有難いなぁと感じるもので、全ての人がお仕事をすることができたなら、

なんて世界は幸せに満ちているんだろうと想います。

 

そんな世界を目指して。

 

 

あなたにとっての、これでご飯を食べられたら…は、なんですか?

 

 

 

お読みいただきまして、ありがとうございます。

 

 

 

 

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